梅雨明け以降、昨晩はじめてエアコンなしで
就寝しました。
デジカメの受光素子として用いられているCMOS
イメージセンサーは、可視光だけではなくて赤外線も
捉えることができます。
一般のデジカメは赤外線除去フィルターを用いて
可視光のみを捉えるようにしていますが、YASHICA
ブランドのF537IRというカメラはスライドスイッチで
赤外線除去フィルターを外すモードがあって、
可視光+赤外線の写真を撮ることができます。
8月に買ったこのデジカメで、猛暑で日中は赤外線で
満ち溢れた光景の撮影を愉しんでいましたが、この
デジカメにIRフィルターを取り付ける工作をして
ちょっと本格的な赤外線写真を撮れるようにしました。
フジから可視光を吸収して赤外線を透過する
IRシートフィルターが発売されています。IR78は
波長が780μm以上の赤外線のみを透過するフィルター
です。
使い終わったプリペイドカードがありましたので
これを活用して20mm×20mmにカットして、上下左右
5mmの縁を残して、10mm×10mmの窓を通して赤外線
のみがデジカメのレンズへ至るようにしました。
使ったのは、カッター、両面テープ、定規でした。
植物の葉からは、波長が800μmの赤外線が多量に
放射されているとのこと。快晴の青空は赤外線を
吸収して、赤外線写真では暗く写り、また日の光で
ギラギラ照り輝く海面も、赤外線を吸収して暗く
写ります。樹が生い茂った山影は明るく写って、
また日の光に白く輝く雲はそのまま明るく写ります。
赤外線写真では、普段目にする光景が、ちょっと
変わったイレギュラーな絵になります。
*
神戸ワイナリー(神戸農業公園)にて…
神戸ワイナリーの奥に保存されている藁葺屋根の家
芝生の斜面の一本の樹
神戸ワイナリー内の車道の街路樹風の光景
そして加古川の見土呂フルーツパークにて…
丘を上った処にあった2本の樹
果樹が両脇に並ぶ山路
丘の端の樹と、その向こうに稲美町、神戸市、小野市…
フルーツパークの北の空に発達しかけた入道雲
神戸・舞子の海岸と、東の空に発達した入道雲
山田川河口付近の砂浜からの明石海峡の光景
明石・大蔵海岸から見た東の空に発達した入道雲
神戸・垂水の住宅地から見上げた入道雲
神戸・淡河の田園風景と山と雲と空と
神戸・垂水から見上げた空と雲
雲の層が織成す微妙な光景
日の光と薄雲が織成す光景
神戸・灘の駅前の木に朝日が照射された光景