2010年06月02日

丸善とハヤシライス

 今日6月2日は…

 横浜港開港記念日です。

 安政6年(1859年)6月2日、前年に締結された日米修好
通商条約によって横浜港が開港した日です。

 そして、横浜港の開港とともにカレーも日本に入って
来たとして、6月2日はカレーの日だそうです。

 ちなみに神戸港が開港したのは慶応3年(1868年)1月1日
です。

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 横浜とカレー…にちなんで思い出したのが丸善と
ハヤシライスの話です。



 丸善の創業者は早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)です。
早矢仕有的は、美濃の国の医師の息子として生まれて、
父親の後を継いで医師を志し、18歳のときに郷里で開業
していたそうです。

その後江戸に出て蘭学を学んで江戸の町で開業し、福沢諭吉の
門下生となって、諭吉に実業の才能を認められて、明治2年
(1869)に諭吉のバックアップを受けて横浜に、事実上
日本の株式会社第一号となる丸屋商店を創業したそうです。
その時の代表者が「丸屋善八」という架空の人物で、
これが現在の社名・丸善の起源だそうです。

 丸善は、当初は書店と薬店で、その後唐物(からもの)を
扱うようになって…、翌年には東京日本橋に丸屋善七店
(書店)を開業し、これが丸善・日本橋店です。

 今はありませんが、かつては神戸・元町に丸善がありました。
場所は…旧・走水村の西国街道沿いで、居留地の北端に
位置する場所です。現在の元町商店街の東端・大丸前の
スクランブル交差点の近くでした。

 一階は唐物(洋品、スーツ、文房具)、2階は書籍と
メガネ等の小物、そして3階は洋書だった記憶があります。
ハイカラな店というよりも大人の店…もっと言えばおじ様
の店といったイメージがあります。

 そして社のキャンパスの書籍売り場は丸善でした。



 ハヤシライス…、丸善がハヤシライスの生みの親という
説があります。早矢仕有的が考案したカレーがハヤシライスで
丸善のレストランのメニューになったのがハヤシライスの発祥
だそうです。



 そして6月2日は…鳩山首相の辞任を表明した日という
ことになってしまいました。夕方、職場に届いた3紙の
夕刊のトップニュースは、同じような見出しで、このことを
伝えていました。



 ちなみに6月2日は、本能寺の変が起こった日でも
あります。そして神戸にも所縁の深い福原京の遷都の日、
平清盛が孫であった幼帝・安徳天皇を奉じて兵庫の町の
近くに都を築いて遷都した日でもあります。
posted by student at 14:53| 日記