2010年04月15日

丘と川

 神戸の西の端・垂水区、この垂水を流れる川は
東から塩屋谷川(下畑村から塩屋村、現塩屋駅)、
福田川(名谷村から東垂水村、現垂水駅)、山田川
(多聞村から山田村、現西舞子駅)があります。

 それ以外にも、旧西垂水村を流れる天神川や
山田村の狩口を流れる川もありますし、それ以外にも
小さな流れがあるかもしれません。



 五色塚古墳の西側に、以前、鬱蒼とした林の中に
隠れるように崖があったのですがそれが宅地造成
されて…下の写真は4年前の2月に撮影したものです。

100415a.jpg

 小川のような流れがあって、大きな高低差があり、
それが木々に覆われて崖のように見えていたよう
でした。丘の上に、何故、こんな流れがあったのか…
ちょっと不思議に感じながらも忘れていました。

 そして先月、その更にちょっと北側の住宅地の
中に、木々が生い茂っていた処があり、そこも
宅地開発されているのを目にしました。

100415b.jpg

 ここにも小川の流れがあったようです。この
光景を目にして、五色塚古墳の西側の小川の上流が
ここにつながっていたのかなあ〜と思い出し…
でも、この流れがいったい何なのか?わからないまま…

 五色塚古墳はご近所なので、訪ねても記帳だけ
していたのですが、先日は遠方からの何人かを案内
したので、久し振りに五色塚古墳のパンフレットを
もらいました。その中に、五色塚古墳の在りし日の
姿を3次元コンピュータグラフィックで復元した図が
載っていました。

100415c.jpg

 そこに、古墳の西に、深い崖がある小川の流れが
ありました。五色塚古墳は4世紀から5世紀ぐらい
だと言われていますが、その千数百年前からある
自然の小川だったようです。

 この4〜5世紀頃の古墳の想像図を見ると、海岸
付近は屏風浦だったようで、砂浜から切り立った
崖があり、丘が続いていたようです。福田川と塩屋谷川
の間も、このような地形で、これは明石の林崎辺りから
江井ヶ島辺りまでも同じような屏風ヶ浦が続いています。

 私にとって、地元の小さな発見でした。


posted by student at 22:22| 日記