2010年02月08日

いのち・・・

「いのち」とは・・・

 ラジオが予約録音できるICレコーダで、NHKの
ラジオ深夜便の「こころの時代」を毎日録音しています。
通勤の電車の中や、枕元で聴いているのですが、今日は
昨年10月16日放送の「ゾウリムシに学んだこと」を
行き帰りの電車の中で聴いていました。大沢文夫さんという
日本の生物物理学の元祖のような存在とのこと。

 物質と生物との違いというのは、明確に線引きが出来ない
そうです。生物とはいのち(生命)を持った存在で、いのち
(生命)とは、生物に宿っているもの・・・

 物質と生物との境界に存在するのがウイルスだそうで、
一般に非細胞性生物または非生物として位置づけられている
そうです。

 「いのち」の尊厳・・・、生けとし生きるものに対して
尊いという思い、愛おしいという感情は大切だと思います。

写真1
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 でも他の「いのち」を喰らうことによって、自らの
「いのち」の糧にしているのも事実です。家畜を食べたり
農作物を食べたり、海の幸を味わったり・・・他の「いのち」
の犠牲によって、私の「いのち」が成り立っていること
からは逃れることができません。

写真2
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 そして、多くの人間が尊厳を感じることがあまりない
ような「いのち」も・・・、人間の生活を脅かす害虫や猛獣、
病原菌、そして目に見えない微生物・・・


写真3(ゾウリムシ)
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 大沢文夫さんの「ゾウリムシに学んだこと」では、
単細胞生物のゾウリムシを通して、いのちの尊厳について
考えさせられました。可愛いと感じるペットや野鳥、
不快と感じるゴキブリや蚊、ハエ。私自身も、「いのち」を
持つ存在を平等に尊いと感じたり愛おしいと感じている
わけではなくて、区別・差別を心の中でしています。
そして微生物に対しては「いのち」の実感さえ感じない
ように思います。

 混雑する帰りの電車の中で、ヘッドホンから聞こえる
大沢文夫さんの話に、神経を集中して聞き入ってしまい、
そして考えさせられました。



 いつもは自分で撮ったデジカメの写真を日記に貼り付ける
のですが、今日はウィキメディア・コモンズの写真を利用
しました。ウィキメディア・コモンズの写真にも、利用する
にはリンクのみOKというのもあったり、利用制限があったりと、
その利用・扱いはさまざまです。今回利用した3枚の写真は、
GNU Free Documentation Licenseの下に提供されたものです。


credit
・写真1
 author Kurt Stueber
 Wikimedia Commons
 under the terms of the GNU Free Documentation Licens
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Cat_Eyes.jpg
・写真2
 author Jorge Barrios
 Wikimedia Commons
 under the terms of the GNU Free Documentation Licens
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Triticum_monococcum0.jpg
・写真3
 author Barfooz
 Wikimedia Commons
 under the terms of the GNU Free Documentation Licens
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Paramecium.jpg
posted by student at 20:00| 日記