2010年02月06日

ラモーと村上春樹

 今朝の神戸は、かなり冷え込みました。5時には寝室の
温度計が6度で、隣の洋室が4度でした。幸い今日は
土曜日でエアコンのスイッチを入れて、布団の温もりを
身体全身で感じながら布団の中でラジオに耳を傾けて、
しばしのひとときを・・・

 朝食後出掛ける予定だったのですが、外が寒そうなので
午後からにして、朝は自宅でゆっくと寛ぐことにしました。
ガラス戸越しに射し込む朝日は柔らかいのですが、ガラス戸の
向こう側は、冷たい風が吹いて、体感温度はかなり低そうです。
加湿器とストーブをつけて、2階の陽射が室内まで射し込む
和室で音楽を聴きながら・・・

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 18Cのフランスの作曲家ラモーのクラブサン(チェンバロ)
のCDです。ラモーは、それほど知名度の高い作曲家では
ないですが、ルソーとのブフォン論争が有名です。ルソーは
『むすんでひらいて』や幾つかの賛美歌の作曲家という貌も
持っていました。

 冬の静かな休日の朝に古いクラブサンの曲を聴くと、時の
流れもゆったりしたように感じます。

*

 村上春樹の『1Q84』のBOOK3が4月16日に発売される
とのこと。

 初めて村上春樹の作品を読んだのは 『世界の終りと
ハードボイルド・ワンダーランド』でした。そして
『羊をめぐる冒険』、『1973年のピンボール』、『風の歌を
聴け』と遡って読んだ記憶があります。そして『ノルウェイの森』、
『ダンス・ダンス・ダンス』、『国境の南、太陽の西』は、
発売日に第一刷を買ってすぐ読んだぐらいの熱狂的とも言える
ファンでした。

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 『国境の南、太陽の西』は、当時住んでいた埼玉の三郷から
千葉ニュータウンに通っていた電車の中で読んで、小説の
クライマックスの部分が、帰路の電車の中、北総線から
新京成線に乗り換える新鎌ヶ谷駅で読み耽っていて、
あやうく乗り過ごしそうになって、あわてて電車を降りた時に、
ホームが西日を受けて真っ赤に染まっていた光景が鮮明に
記憶に残っています。その後、『国境の南、太陽の西』を
読み返す度に、小説のストーリーに、新鎌ヶ谷駅の真っ赤に
染まったホームの光景がオーバーラップします。

 『ダンス・ダンス・ダンス』が本棚に見当たりません。
誰かに貸したままになっているのか、どこかに紛れているのか・
もう何年も読んだ記憶がないので、本棚から何時消えたのかも
定かではありません。

 その後、村上春樹の作品とは、ちょっと距離を置いて
いました。『ねじまき鳥クロニクル』と『スプートニクの
恋人』は文庫本化してから買いました。

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『ねじまき鳥クロニクル』も見当たりませんでした。
その後の作品は読んでいません。『1Q84』のBOOK1と
BOOK2も・・・

  「デタッチメントからコミットメントへ」というような
表現をされていますが、私は『1973年のピンボール』に
代表されるような村上春樹の初期の作品には惹かれますが、
『ねじまき鳥クロニクル』以降は、村上春樹の描く物語の
世界に入り込めなくなってしまいました。

 『1Q84』は・・・読んでみようか・とも思いつつ、
まだ目を通していません。久し振りに初期の作品を
読み返したいなあ〜という気持ちの方が強いです。

 一時期、ペーパークリップに凝ったことがあり、今も
気になるアイテムです。これは村上春樹の影響です。

 就寝が早くて朝早く起きる。ヘビースモーカーだったのが
煙草をやめる。ジムのプールでへとへとになるまで泳ぐ...
これらも村上春樹の影響のような気がします。

初期の作品の情景が神戸の街の雰囲気を感じさせて
くれるのも好きです♪


posted by student at 08:31| 日記