2010年01月05日

共生

 年末や新年に電器店に行くと、大型液晶テレビや
地デジを録画するブルーレイ・レコーダが、それぞれ
数万円程度の値段から買うことが出来、まだ地デジに
対応していない我が家も、今年か来年には、と…。

 今、私が重宝している電気製品は、この予約録音が
出来るラジオです。録音した番組は、通勤の電車の
行き帰りやお風呂の中、枕元で聞いています。

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 もう昨年になってしまいましたが…、10月から
12月まで、NHK第2放送で「きれい社会と共生社会」
という番組がありました。東京医科歯科大の藤田先生が
講師だったのですが、この先生は「寄生(parasite)
ではなくて共生(symbiosis)」というお考えから、
ご自分の体内に永くサナダムシを飼っていたことでも
有名です。この番組は、ヒトの身体を生態系として捉え、
その生態系における共生という視点をわかりやすく
13回に亘っての解説からなる番組でした。

 以下、この番組から学んだこと…

 人の肌には善玉の「皮膚常在菌」が棲息しており、
皮膚を健康な状態である弱酸性に保って他の細菌の侵入を
防いでいるそうです。表皮ブドウ球菌が減少すると、
皮膚は病原菌が好むアルカリ性となって皮膚の健康が
損なわれるとのこと。つまり、皮膚常在菌はヒトと共生
しているようです。

 そして清潔を好むあまりに、石鹸でゴシゴシと丁寧
すぎるぐらいに洗ってしまうと、黄色ブドウ球菌の
ような病原菌だけではなくて皮膚常在菌も激減して皮膚の
平衡状態が崩れて肌の健康が損なわれてしまい、さらには
皮膚のバリアとしての機能が低下してしまって黄色ブドウ球菌
のような悪玉菌の侵入を防ぐことができなくなってしまう
危険があるそうです。



 腸内細菌は「大腸の中の常在菌」で、こちらは整腸作用
等、ある程度は、その必要性がある程度は知られていますが、
腸内細菌は減少の傾向にあるそうです。繊維質や炭水化物
の摂取量が減少したことと共に、防腐剤入りの食品の摂取が
増えたのが原因だそうです。



 キンレンカ(ナスタチウム)は、コンパニオンプランツ
(companion plants)と言われています。ナスタチウムは
アブラムシを遠ざける性質があるので、他の草花と一緒に
植えて、病害虫を防ぐ共栄植物としても役立っている
そうです。

 皮膚常在菌の表皮ブドウ球菌や、大腸常在菌のビフィズス菌
は、私たちのコンパニオン(仲間)として共生を目指すことが
健康の秘訣なんだろうなあ〜と、番組が終わって感じて
います。腸の中に住んでいる仲間・大腸常在菌のことを考えて、
防腐剤が入った食品を控えて炭水化物を撮ることを心掛けたり、
肌に住む仲間・皮膚常在菌のことを思って、過度に皮膚を
清潔にし過ぎないようにしたり…、共生の第一歩は、自分の
身体なんだなあ〜と。

 私は、この番組の影響もあって、年末から玄米に切り替え
ました。
posted by student at 22:26| 日記