2012年01月17日

1・17 あれから17年

 「戦争を知らない子供たち」という古いフォークソングがあります。ネットで調べると1970年の曲で、戦後25年目になります。戦争や戦後の混乱期も知らない1950年代生まれの世代が、十代後半から二十歳になって戦争や平和の意味を考えるようになったことを題材にした唄

 今、神戸の震災後に生まれた赤ん坊が中学を卒業して、高校生になったり、或いは社会人になったりしています。私にとっては今でも大きな出来事ですが、でも現実には、子供たちにとっては遠い過去の出来事です。

 1月17日の各紙の朝刊と夕刊です。

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 戦争を知らない子供であった私が、後からさかのぼって戦争について考えたように、神戸の「震災を知らない子供たち」も、さかのぼって震災のことに問題意識を持つようになっているのかなあ〜と、今年は、自分自身の体験というよりも、震災の経験の継承についてアレコレ考えてしまいました。


 p.s. 翌日1月18日のThe Japan Times のトップ記事は、神戸の震災の早朝の慰霊祭の大きな写真と共に…

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posted by student at 22:52| 日記