2010年12月30日

年の瀬

 年の瀬も押し迫り、今年も今日と明日との2日間、
時間では24時間+約12時間経てば・・・来年です。

 今朝、時折小雨が降る中、年末の散歩に出掛け
ました。 この路地、普段は用事がないので、ここを
歩くのは数年ぶりかもしれません。

 粋な黒塀に見越しの松・・・唄の文句のような光景です。

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 ひょっとしたら初めて通るような道を歩いていると、
コンクリート製のオブジェのようなものがありました。

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 これは昔のゴミ箱のようです。



 五色塚古墳です。左が前方後円墳の円形の部分で、
右が方形の部分になります。前方(写真・右)が
明石海峡、淡路島に向かって築かれています。

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 垂水駅から、この古墳まで、ブラウンの帯で道案内
され、時々古墳のプレートがはめ込まれています。
春には、小学生が この道を通って古墳見学に・・・


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 この辺りの丘は、山陽電鉄が造成した住宅地で、
碁盤の目のように道が作られ、 道は結構まっすぐに
延びています。

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 五色山・霞ヶ丘・歌敷山の丘の上には、星陵台という
高台があります。その星陵台の花屋さんの店先は、
お正月モードで、葉牡丹や南天が並んでいました。

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 蕎麦屋さんの前には、年越し蕎麦の幟が・・・。

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 街景色は、年末・お正月モードでした。


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2010年12月29日

哲学の会〜鮨と温泉

 昨日は・・・今年最後の出勤だったのですが、
お休みをとって午後からは、哲学の会を
地元の鮨屋・増田屋で・・・

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 久し振りの増田屋ですが、注文するのはいつもの
お造りの盛り合わせ・荒磯盛、そして季節の野菜の
天ぷらを幾つか・・・

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 教育哲学の授業終了後に、呑みに行ったメンバーが
そのまま哲学の会として、時々顔を合わせています。
前回は8月の下旬、三宮で沖縄料理を堪能したので
4ヶ月ぶりです。お一人は 先週、札幌の雪道で転倒
して骨折したのを押してのギプスをつけての参加、
3週間後には修論の提出を控えての災いでした。

 午後1時過ぎに増田屋に入って、5時半頃に夜の
お客さんが入ってくる頃までの4時間居座っていました。

最後は握り鮨で〆・・・

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 店に入った時は快晴だったのですが、この4時間の
間に天候が大きく変わって、雨は小降りになって
いましたが、風は強く、冷たい雨も残っていました。

 垂水温泉・太平の湯までタクシーで・・・

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 アウトレットモール・マリンピア神戸の西の端にある
温泉施設です。風呂上りの火照った身体を、冷たい
ビールで・・・

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 太平の湯を出る頃には、天候も回復して、空に星が
見えました。送迎バスで垂水駅まで・・・。結局7時間ほど
鮨と温泉を堪能したことになります。

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2010年12月27日

太秦〜冬の京

 京都の太秦は、これまで通り過ぎるだけだったのですが
一度訪れたいと思っていたので、昨日は嵐電の 太秦広隆寺駅で
降りました。駅前が太秦(うずまさ)の 交差点で、目の前に
広隆寺がありました。

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 太秦(うずまさ)・・・実際に「太秦」の標識を目にすると、
これを何で「うずまさ」と読むんだろう〜?と、改めて感じました。

 とにかく秦(はた)氏の縁の地であることは間違いがない
ようです。秦氏は、百済か新羅から来たという説が有力で、
当時の淀川の治水工事を行ったり、養蚕や機織、そして
土木などの技術を発揮して実力を持っていたようです。

 世阿弥の「風姿花伝」の中で、能の創始者として著され
れているのが秦氏の有力者であり、聖徳太子の右腕とも
言われた秦河勝(はたのかわかつ)です。河勝が聖徳太子
から賜ったのが、広隆寺の弥勒菩薩像だそうです。

 河勝は、播磨国坂越(現在の赤穂市)で晩年を過ごし、
そこで没するのですが、一説には蘇我入鹿の迫害に遭って
坂越に逃げたとか、流刑にあったとか・・・。坂越には河勝を
祭神とする大避神社があり、坂越に浮かぶ生島には秦河勝
の墓があります。


  
 広隆寺の境内です。年末で観光客も疎らで、静かでした。

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 広隆寺の本堂・上宮王院の裏の庭、冬の柔らかい陽射しに
照り輝いていました。

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 霊宝殿には、弥勒菩薩像や十二神将像など、国宝や重要
文化財が展示されていました。

 *

 一昨日は、東山と嵐山にも足を運びました。四条大橋東詰の
南座です。

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 八坂神社前のローソン、シンボルカラーのブルーではないので
珍しい光景です。

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八坂神社は、初詣の準備中でした。

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円山公園も人影も疎らで静かでした。

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知恩院、夏は素通りしましたが、今回はこの門をくぐりました。

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この階段、いつ来ても圧倒されます。

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知恩院からブラブラ歩いて、道なりにカーブを曲がると
平安神宮の大きな鳥居が見えて・・・この光景が大好きです。

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 平安神宮の鳥居前から、南禅寺方面の眺め、これも
私のお気に入りの 景色です。

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平安神宮で、古いメダルの販売機を見つけました。

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パノラマ・モードで撮った平安神宮・・・

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 いつもは南禅寺から哲学の道を歩いて銀閣寺まで行くの
ですが、かなり寒く、また太秦に行く予定だったので、今日の
東山散策はここまで。川端に出て賀茂川沿いを四条まで
歩きました。

 先斗町の上にぽっかりと雲が・・・

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 そして太秦を後にして嵐山へ。ここは観光客が多く、
渡月橋辺りは凄い混雑していました。

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2010年12月26日

駅・station

 駅・・・、それぞれの駅にそれぞれの貌があり、
それぞれの風景があり、そしてそれぞれにいろいろな
記憶があります。

 今日は京都・東山と太秦に出掛けました。たくさんの
駅を通過し、たくさんの駅に停車し、そして幾つかの
駅で乗り降りをしました。そんな駅を・・・

 自宅の最寄り駅・JR神戸線垂水駅です。ホームから
明石海峡大橋の主塔を見ることができます。

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 三ノ宮駅で降りて、阪急の駅で、全線で使用できる
フリー切符を購入してホームへ。電車を待っている間に
キョロキョロしていると、こんな駅名表示プレートが
目に留まりました。

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 小さくて位置も不自然だなあ〜と思って、ふと
気づいたのですが、以前は、この上りの線路の位置に
確か上りホームがあったなあ〜と思い出しました。
その時の名残でしょうか?

 そして終点の大阪・梅田駅です。ターミナル駅という
感じがして、お気に入りの駅です。

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 京都・河原町で降りて東山界隈を散策して再び
阪急に乗って大宮まで。今度は嵐電(らいでん)の
四条大宮駅です。

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 路面電車のターミナル駅です。路面を走る区間と、
専用軌道を走る区間とがあります。ここは路面を
走っています。

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太秦広隆寺駅で降りて、広隆寺へ。

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 再び嵐電に乗って嵐山へ向かいました。車内は
ちょっと混んでいました。 

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そして嵐電・嵐山駅へ。 

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 フリー切符が阪急全線と高速全線が使えるので、
そして通勤定期の期限が切れて年内の出勤日数を
考えて継続購入していませんので、久し振りに
山陽を利用することにしました。高速神戸駅です。
左が当駅止まりの阪神普通電車、そして右が次の駅・
新開地行きの阪急特急電車です。 

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 高速神戸のホームに、公衆電話がポツンと・・
なんだか珍しい光景だなあ〜と感じました。

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今日は、阪急と高速全線が利用できるフリー切符と、
嵐電のフリー切符のお世話になりました。

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2010年12月24日

Christmas Evening

 冬至が過ぎて、計算上は昼間の時間が長くなるのですが、
日の出の時刻は、あと2週間ほどは、日毎に遅くなって、
朝、家を出る6時過ぎの神戸は、快晴でもほぼ真っ暗に
なってしまいました。

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 でも、夕方、ほぼ真っ暗になってから職場を後にして
いたのが、この数日、職場を出てから眺める西の空に
赤味を感じるようになりました。日の入りの時刻は、すでに
遅くなっています。

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 最近は、夕食後は寝室に篭って音楽を聴いていますが、
今日も・・・。このクリスマスツリーも、もう見納めです。

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クリスマスは12月25日、明日です。でもユダヤ暦では、
日没から新しい一日が始まるので、日没でクリスマス
(12月25日)となって、一日のはじまりが
モーニングではなくてイヴニングとなり、つまり
クリスマス・イヴがクリスマス(降誕祭)の始まりに
なります。

 今宵はこのCDを聴いています

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 ファースト・コールのアカペラのクリスマスソングのCDです。

 このCDを買ったのは・・・学校を出て最初に勤めた会社を
辞めて、池袋の専門学校に勤めるまでの失業期間に、池袋の
西武で買ったCDです。


  Praise God in Heaven!
  Peace on earth to everyone who pleases God.
posted by student at 21:16| 日記

2010年12月23日

新譜・CD

 ここ何年か、新譜のCDを買った記憶がありません。
ベスト盤や、ワゴンに並べられたリセール品、或いは
ブックオフの中古盤ばかりでした。

 久し振りにCDショップで新譜のCDを買いました。

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 新譜といっても、発売されて半年経っています。
平原綾香さんがクラシックの名曲に歌詞をつけた
曲を歌ったCDです。

 買ったのが新星堂、学校を出て会社に入ったばかり
だった頃、職場と寮の間にあったJR常磐線の柏駅前に
あった新星堂によく寄っていました。その当時に買ったCDは
今でもよく聴いています。関西圏には新星堂の店舗が
少なく、近くでは明石の西二見のヨーカドーに入っています。

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 久し振りに新星堂を利用したら、袋のデザインが変わって
いました。

 明石の大蔵海岸からの海辺の風景です。穏やかな冬の
陽射しが海峡に照り輝いて、眺めていても飽きませんでした。

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大蔵海岸の南には、淡路島の島影が横たわっています。
高速艇の連絡船で12分、近いようで遠い距離です。

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 今日は一眼レフの大きなデジカメです。高感度・高機能の
新しい一眼レフタイプのデジカメが欲しいなあ〜と思っているの
ですが、でも、昼間に風景を撮る分には、今のデジカメで十分です。
小さなコンパクトタイプのデジカメは先月買い換えたばかりですし、
このデジカメを、もっと使っていこうかなあ〜と・・・。

 パン焼き用の窯と薪が、柔らかい陽射しを受けて、レンガが
柔らかく輝いていました。

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葉牡丹も冬の陽射しをいっぱいに受けて優しく見えました。

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小さな草の緑の葉も、優しく輝いて、春のようでした。

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これはぎんなんでしょうか? 赤がまぶしいぐらいでした。


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 年末になると、ここ数年、自宅の庭に葉っぱの根元を植えて
いますが、今年も・・・。

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2010年12月21日

国道175号線の最果て

 ここは何処かわかるでしょうか?

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 直進すれば国道27号線、右折すれば、やっぱり
国道27号線、左折すれば国道177号線・・・

 ここは国道175号線の終点・京都府舞鶴市の
大手交差点です。手前は、兵庫県明石市の和坂の
交差点を起点とする国道175号線になります。

 先程の標識の右折した国道27号線から、この
大手交差点を見ると

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地図では、こんな感じです。

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 我が家から南へ400メートルの処に、東西に
国道2号線が、明石海峡沿いの海岸線を走っており、
この国道2号線を西へ向かうと、明石市との市境で、
淡路を経て徳島へ向かう国道28号線が分岐しており、
更に国道2号線を西へ向かって明石の市街地を
抜けると、和坂の交差点で国道175号線が分岐して
います。この和坂の交差点はよく車で通るのですが、
国道175号線の最果ては・・・今回初めてです。

 この最果て・舞鶴の山手交差点の近くに海鮮市場が
ありました。

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 昨日のお昼は、ここで鯖鮨を食べました。蟹が
たくさん店頭に並んでいました。日本海側の風景
だなあ〜と・・・

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 舞鶴は、時折雨が降るあいにくの天候でした。
川沿いの風景に魅せられて車を停めて・・・

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舞鶴にお住まいの方は、175号線の起点の明石が
最果ての地ということになります。

 ちなみに国道177号線は、この交差点と舞鶴港とを
結ぶ全長700mの、日本で4番目に短い国道です。
そして日本でもっとも短い国道は、神戸市内にある
国道174号線、国道2号線と神戸港(神戸税関)とを
結ぶ200mもない短い国道です。
posted by student at 21:02| 日記

2010年12月20日

ワインと林檎と音楽と・・・冬の夜

 もうすぐ冬至・・・1年で一番夜が長い時期に
なりました。

 中原中也の詩集「在りし日の歌」に、冬の夜
という詩があります。その一節に・・・

  空気よりよいものはないのです
 
  それも寒い夜の室内の空気よりもよいものはないのです

 この冬の夜の愉しみ方は・・・夕食後、就寝までの
ひとときをワインと果物を味わいながら音楽を聴く
ことです。今日は帰り道にワインと果物を買いました。

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 クリスマスだし、美味しいワインを買おうと思ったの
ですが、結局選んだのはジャスコ・イオングループの
トップバリューのワインです。数千円のワインをよく飲んで
いた頃もありましたが、だんだん安いワインを買うように
なってしまいました。甘口の赤ワインは口に合わない
のですが、このトップバリューのワインは表示が
フルボディになっていました。

 果物は・・・甘さだけではなくて酸味も利いた林檎を
選びました。

 今晩は夕食が終わって、すぐに寝室に向かいました。
もちろんワインと林檎を持って・・・

寝室のオーディオシステムです。プラス石油ファンヒータと
加湿器とクリスマスツリー、

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 スピーカーはイギリス・タンノイ製で、柔らかい音を
奏でてくれます。以前は真空管アンプだったのですが、
寝室のミニコンポにつなぐと意外に相性がよくて、半月前
から寝室用になりました。

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 そして今晩の1枚目のCDは、ドリームズ・カム・トゥルーの
吉田美和さんです。私のお気に入りの1枚・・・というか
2枚です。家用と車用に2枚持っています。

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 タンノイのスピーカは、音量を低めにすると、余裕のある
柔らかい音を奏でてくれます。照明を落として、ワインと
林檎を味わいながら・・・

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  空気よりよいものはないのです
 
  それも寒い夜の室内の空気よりもよいものはないのです

    〜中原中也 詩集「在りし日の歌」より、冬の夜〜

posted by student at 20:57| 日記

2010年12月19日

神戸・三宮 〜150年〜

 12月になって、神戸の繁華街・三宮(さんのみや)の
街風景も華やかになったような気がします。

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 昨日、NHK-BSで、横浜を取り上げていた5分間の番組、
「新日本風土記ミニ 〜恋の舞台をたどる・横浜の恋歌〜」
の冒頭で 『150年前は、寒村でしかなかった横浜は・・・』
というようなテロップが入りましたが、それを目にして、
神戸とのアナロジーを感じました。

 大都市・江戸に近い東海道の神奈川宿は神奈川湊・
港町としても栄えた古い町です。横浜村は、その
神奈川湊の近くの寒村でした。神戸村も京の都や
大都市・大坂に近い山陽道の兵庫宿の近くで、兵庫は
平清盛の時代には貿易の拠点港でもあった中世からの
港町・兵庫津です。

 横浜村は・・・JR横浜駅の近くではなくて、根岸線の
関内駅の辺りにあり、伊勢佐木町が横浜村の集落が
あったのでしょうか? そして神戸村もJR神戸駅が
最寄駅ではなくて、三ノ宮駅辺り、神戸市役所周辺に
神戸村の集落があったのではないかと思います。

 150年前の神戸・・・、東遊園地の南に広がって
いた浜(安永新田浜)には、船蓼場がありました。
神戸村の西隣にあった二ツ茶屋村(現・元町辺り)の
呉服商・網屋吉兵衛が兵庫津の港の近くに船蓼場
(フナクイムシを駆除するためのドック)を私財を
投じて建設を計画したのが、この神戸村の浜だった
そうです。

 網屋吉兵衛は、その後、この浜で将軍・徳川家茂に
謁見して神戸開港の是非を問われたそうで、将軍との
謁見を仲介した勝海舟はこの船蓼場に隣接して神戸
海軍操練所を建築、神戸税関の辺りになります。

 先週の三宮の夜、震災で建替えられた国際会館です。

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 そして三宮センター街です。元町商店街が旧西国
街道(山陽道)になりますが、三宮センター街も、
概ね旧西国街道の道筋に重なるようです。

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 JR三ノ宮駅の南、三宮交差点にある そごう神戸店
です。阪神電車三ノ宮駅と直結しており、三宮の
玄関口のような位置になります。


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 JR三ノ宮駅西口、阪急電車三宮駅東口と直結して
いる交通センタービル、このビルも震災で倒壊しました。

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 そしてJR三ノ宮駅の東口にある地元・神戸新聞の
新聞会館、このビルも震災で建替えられました。

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 この150年の間に、三宮(旧神戸村)の姿は大きく
変わりました。長らく山陽道沿いの寒村だったのが、
140年前に船蓼場ができ、神戸海軍操練所ができ、
神戸港が開港し、居留地ができ、生田川が付け替え
られて現在のフラワーロードができ、阪神・阪急の
ターミナルとなって、神戸の中心地としての繁華街が
湊川や新開地から三宮に移行して、そして戦災と
震災に遭って・・・

 ルミナリエが終わった後の年末の三宮は、異様な
騒がしさが消え去って賑やかな夜でした。


posted by student at 20:53| 日記

2010年12月13日

寒い朝


 現在の神戸での仕事の前は、埼玉県の川口市の勤務校に
勤めていました。荒川の鉄橋を渡ると東京です。地場産業
として 鋳物工業が発達して、鉄の溶解炉・キューポラの
ある街 として映画の舞台にもなったほどで、かつては
鋳物の街 でした。

 映画「キューポラのある街」の主人公は女優の
吉永小百合さんです。この映画は1962年(昭和37年)に
公開されたそうですが、川口で働いていた時に、
「キューポラのある街」の映画をビデオで借りて観た
記憶があります。同年に吉永小百合さんは、ビクターから
「寒い朝」でレコード(現在のCD)デビューして20万枚の
ヒットとなったそうです。

   北風吹きぬく 寒い朝も・・・
 
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 朝、駅へ向かい時間帯が、日に日に暗くなっています。
東南の空高い明けの明星の輝きが増していくようにさえ
感じます。

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 東に下る坂道で、ようやく曙光の兆しの赤味を地平線
近くに見ることができます。もう数日もすると、この
時間帯は真っ暗になることと思います。

 勤務校の前からは、港の大きなクレーンをビルの合間から
目にすることができます。7時前になって、やっと朝という
感じがするようになります。

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 そして今朝、玄関を出ると真っ暗です。曇り空の朝は、
まだ夜中という感じです。街灯に照らされた住宅地の中の
細い坂道を、駅に向かって下っていきます。

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 明日まで期末試験で、明日の準備を終えて、午後から
半日休暇をとって、お昼に職場を出て・・・乗った電車が
途中の須磨 止まりでした。

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 次の下りの快速電車が来るのをホームで待っていたのですが、
この須磨駅は、ホームからすぐに砂浜となって、その向こうは
大阪湾です。

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 夏の間は海の家が建って、賑わっていましたが、この季節、
砂浜に人影はありませんでした。
posted by student at 20:48| 日記

2010年12月11日

ルミナリエ・光の渦

 神戸・ルミナリエへ行ってきました。初日の12月2日に
行く予定が・・・遅くなってしまい、大変混雑していました。

 元町・大丸前のスクランブル交差点からの大丸神戸店です。

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 この交差点がルミナリヘ至る順路の入り口です。トアロード、
生田ロードを超えて、更に東へ向かって三宮の市役所の裏手
附近まで行列に沿って・・・。南に曲がって、今度は西へ向かって
行列は進んでいきました。朝日会館を過ぎて大丸のトアロード側の
入り口の処まで戻って・・・

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 大丸の東側を南へ・・・。そしてルミナリエの光が見えると、
歓声が上がりました。

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 入り口に近づくと、携帯電話やデジカメを取り出してアチコチで
撮影が始まりました。携帯やデジカメの液晶の青白い光が・・・

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 三井住友銀行前(旧神戸銀行本店)辺りです。この辺りからの
眺めがお気に入りで、行列から離れて歩道へ。

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ルミナリエの光の渦へ、行列がどんどん進んでいきます。

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見上げるような角度からの一枚です。

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そして真ん中辺りで、デジカメのパノラマモードでの撮影です。

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真ん中辺りから、出口方面(東)の眺め・・・

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 出口を出て、東遊園地から振り返って撮った写真です。
ルミナリエの下には、数えられないほどたくさんの方々が
光の渦を愉しまれておられます。

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そして東遊園地の光の回廊

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 この中も、大変混雑して、それぞれの方が携帯やデジカメで
撮影をしています。もちろん私も・・・

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光に満ち溢れた回廊の中は、笑顔でも満ち溢れていました。

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パノラマモードで撮った光の回廊の光景です。

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ルミナリエの鐘です。いつからなのか・・・忘れました。

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 屋台がいっぱい出店していました。美味しそうな匂いが
漂ってきます。

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人込みは駅まで連なっていましたが、だんだん疎らになって
きました。三宮センター街の入り口では、ロールスロイスで
しょうか?この車で三宮の周遊ができるようです。

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丸井前から撮ったパノラマ写真です。北側の
交通センタービルからJR三宮駅、新聞会館ビル、
そごう神戸店・・・と、ほぼ北から東、南の
180度を見渡した光景です。

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 ルミナリエへ行く前に、南京町(元町中華街)へ
寄ってきました。ここも凄い人で大変賑やかでした。

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輝く光の渦・・・やっぱり綺麗です!
posted by student at 20:40| 日記

2010年12月10日

漁村の面影

 2学期の授業も意終わって期末試験・・・明日の準備も
早めに済ませて、2時間休暇をとりました。

 新しいデジカメを買ったのに、早朝の風景や夜景ばかり
だったので、今日は、地元の神戸・垂水夕景を撮って
みました。

 神戸・・・神戸・三宮(元神戸村)や兵庫(大輪田泊)は
五畿内・摂津の国・八部(やたべ)郡ですが、垂水は、
西国・播磨の国・明石郡だった処で、神戸市に編入した
のは昭和時代です。

 垂水駅の南には海神社(かいじんじゃ)の境内が
広がっています。そして境内社の前には、コンクリート像が
並んでいます。

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 そして境内社、新しく買ったデジカメには「背景ぼかし」
モードがあり、今日はじめて撮ってみました。大きな
レンズの一眼レフのカメラのように背景がボケた写真が
撮れました。

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 手洗い 場(手水舎)の龍が、夕日を浴びて輝いて
いました。背景には海神社の本殿が、「背景ぼかし」
モードで少しボケて写っています

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この海神社の浜側には、垂水漁港が広がっています。


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 神戸市内ですが、大阪湾というより明石海峡に
面しており、垂水漁港は地物の昼網で賑わっています。
背景に見える山影は、淡路の島影です。夕日が海面に
照り輝いて、その光で漁船も照り輝いていました。

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今度はパノラマモードで撮った漁港の光景・・・

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 淡路の島影と、明石海峡大橋の主塔が、この漁港から
一望できます。

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港に並ぶ自動販売機も夕日に眩しく輝いていました。

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 平日は電車で通勤、休みの日は車で出掛けることが
多いので、昼間の地元を散歩することは、この時期に
なると結構少なく、港を散歩するのは夏以来だった
ような気がします。

posted by student at 20:31| 日記

2010年12月05日

落葉、冬の陽

 この時期、平日の朝の通勤の時間帯が、
ちょうど夜の終わりから朝の始まりに
一致して、夜と朝の狭間の変化を愉しみ
ながら職場に向かっています。

 自宅を出た直後は、東の空の端に
かすかに曙光の気配のオレンジ色が
見える程度…

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 そして、「白む」という表現が
ピッタリな光景が広がって・・・

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 でも、住宅街の路地の奥は、東の空が
白んでも、闇が支配して、暗闇に中に
街灯が輝いています。

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 職場の最寄駅で降りて、線路づたいの
細い道を歩いていると、上ったばかりの
真っ赤な朝日をビルの隙間から見ることが
出来ます。

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週末の低気圧、神戸は夜中に通り過ぎ
ましたが、朝、落葉が・・・

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 そして今朝、快晴の明石・大蔵海岸から
見た明石海峡です。架け橋の向こうに朝日が
上って、海峡の海面を金色に照り輝かせて
いました。

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 大蔵海岸の岸壁には、朝から、釣りを
愉しまれる方々が多くいらっしゃいました。

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posted by student at 20:23| 日記