昨日の火曜日は、土曜日の文化祭の代休でした。
平日の西播磨・龍野と室津と新舞子をゆっくりと堪能
しました。
龍野・・・古い街並みが残って播磨の小京都、赤とんぼの
作詞者である三木露風の生誕の地です。薄口醤油と
揖保の糸で有名な手延べそうめんの産地としても有名
です。
ここ数年、紅葉は龍野で愛でています。龍野には紅葉谷
(もみじだに)という場所があります。
秋の日が紅葉谷に射し込むと、紅葉が真っ赤に輝きます。
真っ赤な紅葉も綺麗ですが、「これから紅葉」の葉っぱが
秋の日に透ける光景も、息を呑むほど綺麗です。
龍野城、別名は霞城です。播磨の豪族である赤松氏が
築いた城ですが、戦国時代に豊臣秀吉は蜂須賀正勝や
福島正則を城主にしていた時期があります。
龍野を揖保川沿いに下って室津へ。奈良時代から続く
港町です。岬の海岸線沿いの国道250号線は七曲と
呼ばれる屈曲した道の先にあります。室津の古い
街並みの中は、狭い道が続きます。
室津の港です。室津半島と金ヶ崎で囲まれた室津湾の
更に奥にあることから「室の如く静かな津」ということで
「室の泊」と呼ばれたのがその名の始まりだそうです。
この時期、生牡蠣の直販所に活気があります。室津には
数軒の直販所があります。
室津の沖数キロの浮かぶ家島諸島の辺りに陽が射し込んで
沖の海が輝いていました。 ・・・しばらく見惚れていました。
室津の東、新舞子浜です。遠浅で潮干狩りや海水浴を
愉しむことが出来るのですが、この時期の浜は誰も
いませんでした。満潮で、干潟を愉しむこともできま
せんでした。でも、遠浅の海岸の押し寄せる小波は
いつまで見ていても飽きませんでした。
波音を聴きながら、午後のひとときを播磨灘の潮風
を浴びながら・・・
平成の大合併によって、龍野も室津も新舞子も、今は
「たつの市」です。