2008年10月30日

サテライトのあるハーバーランドの風景

 江戸時代の東海道は、京と江戸を結ぶ街道。 道路の
国道1号線は東京と大阪を結ぶ大動脈。 そして東海道本線は
東京と神戸・・・。神戸駅は 東海道本線と山陽本線との
接点の駅です。

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 サテライトがある神戸駅の東側・海岸沿いは、ハーバー
ランドと呼ばれています。今週の火曜日から、街路樹が
イルミネーションで輝いています。

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 サテライトの向かいにある商業施設・キャナルガーデンは
先週末からクリスマスの イルミネーションが出現。

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高い天井からの、煌くような星空のイルミネーションは、
一年中です。

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 かぼちゃの馬車のオブジェも・・・

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 大きなクリスマスツリー、高さ21.5m、約4万球の
LEDでレインボーカラーにも輝きます。

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 見る角度によって、また違った感じに・・・

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 このオープンタイプの喫茶店も、絵になります。

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 キャナルガーデンにはいろいろなテナントが入っており、
これらの店も絵になります。

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 サテライトの南には跳ね橋「はねっこ」、この辺りは
煉瓦倉庫街もあって、夕闇に包まれる頃には、独特の
雰囲気を醸し出しています。

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 サテライトの入っている神戸情報文化ビル、カルメニという
商業施設のテナントも入っています。

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 後期は2つの授業を聴講しています。どちらも、この
講義室1の教室を使っています。

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 6時半から始まる授業ですが、15分前には、誰も
いませんでした。

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posted by student at 22:35| 日記

2008年10月26日

らせん学習法

 レオンハルトの演奏するチェンバロ、バッハの
フランス組曲を聴きながらパソコンに向っています。

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 ピアノの稽古の方法としてペース・メソッドというのが
あるそうです。米・コロンビア大学のロバート・ペース氏が
考案したピアノ学習法だそうで、その中に「らせん学習法」
というのがあって、ネット上のサイトでその概念図を見ると
螺旋階段を上がるように初級から上級へと遊びの要素を
取り入れながら学習を進めるようです。

 また全調メソッドという言葉や、即興、鍵盤和声、
ジムナスティック・・・ ちょっと資料を集めてみよう
かと思っています。

今朝の神戸は、ガラス越しに冷たい小雨模様の空が
広がっています。

posted by student at 07:36| 日記

2008年10月25日

busy 多忙な金曜日

 昨日の金曜は、朝から夜まで、めまぐるしく時が
流れたように思います。

 朝、7時に勤務校に着いて、その足で実習室へ。
「画像処理」の実習の手順を、実際の実習室で
確認せぬままでしたので、実際にプログラムの入力
から確認しました。OSや開発環境が変わって、
思わぬ処で影響が出てしまっています。

 午前中の授業を担当した後に、昼休みを挟んだ
4限目から6限目までの「画像処理」の実習は・・・、
2次元の画像データを扱うために2次元のイメージを
うまく頭に思い描けないとプログラムを理解できない
ので、生徒にはちょっとむつかしかったようです。

 放課後は、高大連携のWeb授業の準備と、来年度
入学に関する会議、その後に高大連携のWeb授業の
立会い。途中で替わってもらって、足早にサテライトに
向いました。

 JR神戸駅の改札口は、中央口の他に地下鉄海岸線との
乗り換えに便利なビエラ神戸口の2つがあります。

 黄昏時のビエラ神戸口附近の雰囲気が良かったので、
足を止めて、カバンからデジカメを取り出して・・・

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 教育哲学の授業・・・、今日のテーマは、発達と生成、
教師の指導と生徒の自由、個人と社会、学問のための学問と
社会のための教育、厳密な知識と健全な判断、消極教育と
積極教育、そして合理主義とロマン主義・・・。

 私自身の研究テーマ・センスが、スキルのアンチテーゼ
として浮かび上がってきたようなものなので、触発される
内容が多かったです。

 授業が終わったアフター・エイトは、同じゼミの方と
駅前の居酒屋へ・・・

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 お昼を軽く食べただけだったので、食べ物もしっかりと。
下の写真は豚キムチの〜です。

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 以前に買ったアルコールチェッカーを初めて試しました。
ビールを2杯、ロックの泡盛を呑んだ後だったので、
最高レベルの5でした。

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 帰宅すると11時半、シャワーも浴びず、身体も脳も
疲労して、そして酔いもあって、そのままぐっすりと
眠りに落ちてしまいました。
posted by student at 07:03| 日記

2008年10月24日

飛騨の余韻

 飛騨に出掛けてから、もう2週間経過しました。

 飛騨の匠・・・、奈良に都があった時代から飛騨の
匠たちが都で活躍していたようです。当時の飛騨は
貧しくて納税できず、代わりに匠丁として、今で言う
大工を都に差し出したのが飛騨の匠という説も
あります。

 飛騨・古川の「飛騨古川まつり会館」で匠の技を
見ました。

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 ・・・全部木彫りです。

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 このお皿や、吸殻入れも木彫りだったんだなあ〜と
今、気付きました。

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 箸入れの袋、かなりリアルでした。

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 この殻は かなり薄くて、特に薄皮は紙のようです。

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 カステラの表面がリアルに細工されていました。

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 角材から継ぎ目なしの木の鎖を作り出す過程の
展示もありました。

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 一刀彫のいろいろな作品を見ていると、現代の
大量生産される工業化とは、「ものづくり」という
点では同じ土俵ですが、でも、まったく違うベクトルを
感じます。

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 古川の古い町にある蒲酒蔵場、ここを訪れた時に、
後から入って来た方が、目の前で大量買ってしまって
冷蔵庫に残り2本になってしまって、釣られて私も
買ったのが、生きているにごり酒と銘打った
「吟こぼれしゅわしゅわ」です。その方は、前泊した
旅館で一緒になった方から勧められて一杯呑んで、
あまりに美味しかったので買いに来たとのことです。
保冷剤入りのパックに入れて渡されました。

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 スパークリングワインのように、開栓時に注意が必要
とのことでしたが、大丈夫でした。

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…飛騨の余韻を愉しみました。
posted by student at 05:50| 日記

2008年10月23日

また人に かけ抜かれけり 秋の暮れ

 池袋の職場に通っていた頃、常磐線や山手線の混雑
した電車の中で、よく読んでいた本の一冊が、小林一茶の
俳句集でした。

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 しばらく読んでいませんでしたが、秋が深まって、ふと
一茶の俳句が思い出されました。


   又(また)人に かけ抜かれけり 秋の暮れ

          文化句帖補遺 文化3年(1806)
          一茶 四十四歳


 岩波文庫の「一茶俳句集」(丸山一彦校注)では、
この句に、次の言葉が添えられています。

   秋の日の袖に傾けば、かへる期のせかれて、
   もと来し道をいそぐ。

 この句の英訳として、

   yet another traveler
   overtakes me...
   autumn dusk
           David G. Lanoue 訳


 この句のイメージが、実感としてわかるように
なってきました。overtaken、追い越される・・・。

 追い越されることを客観視できる、そして
そのことを愉しむことができる・・・、教師の本質
というのは、この句に中にあるのかなあ〜と、
そんなことを連想します。

 センス ・・・ 私の研究テーマです。
この句に織り込まれている「思い」というのは、
私の追い求めている「センス」そのものなのかなあ〜と・・・



 


posted by student at 21:09| 日記

2008年10月17日

学び合い、高め合う授業づくり

 今日は、先週に続いて加東市・社に行ってきました。
兵教大の附属中学校の研究発表会に参加しました。

 午前には、全体会の中で基調提案がなされ、「学び合い、
高め合う授業づくり」副題として「聞く・考える・伝える力の
育成をめざして」の2年次目として取り組みの説明を
受けました。

 1コマ目の授業は公開授業で、9クラス全部の授業が
指導案と共に公開されていました。理科室に行くのを
忘れて、また数学は廊下まで見学者でいっぱいで、その
2クラスを除く7クラスを50分で見て回りました。 

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 数分間ずつでしたので、授業の雰囲気しか見ることは
出来ませんでしたが、校種の違う、またいろいろな教科の
授業を見ることは大切だと思いました。

 音楽の授業では、最初に生徒の好きな曲のCDをみんなで
聞いて、その後発声練習、そして合唱と見応えがありました。
ピアノ演奏と指揮者を決めていましたが、指揮者の生徒は
緊張していました。音楽室には、このブログでも9月7日の
「the letter と the spirit」で紹介した指揮者の西本智実さん
のポスターが張っていたので、NHKの「課外授業ようこそ先輩」
での西本さんの指揮指導を参考にされたのかなあ〜と、
そんなことを考えながら見学しました。

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 2コマ目は研究授業で裁判員制度を見据えた内容でした。

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 午後からは、研究授業を元にした授業研究会があり、最後に
全体会で、その中の講演は、上越教育大の西川純先生でした。
「学び合い」についての迫力あるお話でした。

詳細は、top(メインページ)の中のmenuから、新たにつくった
ページ「兵教大附中 研究発表会」にまとめましたので、
どうぞ、ご覧下さい。

http://sense.citykobe.jp/archives/2008fuzoku_chu/index.html


posted by student at 21:51| 日記

2008年10月16日

THE THREE CORNERED WORLD

 夏目漱石に「草枕」という作品があります。
この作品に始めて触れたのは小学生の5年生か
6年生だったと思います。「坊ちゃん」だったか、
「我輩は猫である」だったか忘れましたが、少年少女
文学全集の1冊に、どちらかの作品と一緒に収められて
読んだ記憶があります。でも、今から考えれば、
最後まで読み通したとは、とても思えません。

 ただ、冒頭の部分は好きで、暗誦していました。

山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに
人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ
引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画が出来る。
               
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 草枕は、画家が描くモチーフを見つけるために山に入り、
宿をとって、ゆるやかな時間の流れと共に、そこで繰り
広げられている光景を描いた作品です。確か漱石自身が
この作品を「天地開闢以来、類のない作品」と評して
いました。

  アラン・ターニーが訳した草枕は、忠実に翻訳したと
いうよりも、リズムやタッチといった文章の持つ雰囲気を
も含めて英語に翻訳した名訳だと言われています。

Going up a mountain track, I fell to thinking.
Approach everything rationally, and you become harsh.
Pole along in the stream of emotions, and you will be
swept away by the current. Give free rein to your
desires, and you become uncomfortably confined.
It is not a very agreeable place to live, this world
of ours.
       ピーター・オーウェン・リミッテッド p7

「THE THREE CORNERED WORLD」というのは、この草枕の
英訳のタイトルです。草枕を直訳すれば、「The Grass Pillow」
となるのでしょうが、アラン・ターニーは、草枕の次の一節
に重きを置いて、このタイトルにしたそうです。

An artist is a person who lives in the triangle which
remains after the angle which we may call common sense
has been removed from this four-cornered world.

 四角な世界から常識と名のつく、一角を摩滅して、
三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう。



 「four-cornered world」というのは「世界のすみずみ」
という意味があり、その中から「common sense」を摩滅
したのが「THE THREE CORNERED WORLD」、つまり漱石が
描いた「草枕」の世界ということになるのだと思います。

 私の大好きなピアニストのグレン・グールドは、この
アラン・ターニー訳の草枕を愛読していたそうです。

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 グールドの弾くバッハのゴルトベルク変奏曲は、まさに
草枕の世界、四角四面な世界から常識と名のつく、一角を
摩滅した演奏と呼べるものかもしれません。異様な緩急の
ある演奏に、グールドのハミングやうなり声が一緒に
録音されたCDの演奏の原風景の一つは、漱石の草枕なのか
なあ〜と思いながら、今、グールドのゴルトベルク変奏曲
のCDを聴いています。

 「センス」という研究テーマと関係があるのか…
ちょっと気になったので心に留めました。
posted by student at 22:10| 日記

2008年10月15日

沖縄料理・金魚

 一ヶ月ほど前に、大学で共に学んでいる面々と
ご一緒した沖縄料理の金魚に、今晩は職場の先輩と
ご一緒しました。

 前回は生田神社の真ん前の金魚本店で、ここは
地下の店でしたが、今日は、その近くのビルの7階
にある金魚hanareです。

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 沖縄のオリオンビールもあるのですが、 缶ビールに
なってしまうので、最初は生ビール。 それと豆腐よう・・・

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 海ぶどうのサラダは、なかなか美味しかった
です。

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 金魚hanareは接客がなかなか良かったです。ちょっと
早い時間に入ったこともあってか、料理の説明をしっかり
してくれました。

 豚足。柔らかくて、口の中でとろけるようでした。

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2杯目は泡盛です。

 以前、会社勤めをして寮に住んでいた頃、この
久米島の 久米仙を一升瓶で買ったのですが、
においも味も 身体が受け付けませんでした。今から
考えれば もったいない話ですが、寮のトイレに流すと、
泡盛のにおいが寮中に充満して・・・大変でした。

 ・・・今は、この香りも味も素敵に感じます。

久米島の久米仙をロックで、グラスが空いたら
お替りして・・・

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ゴーヤちゃんぷるです。私のお気に入りです。

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そして、なんこつソーキの柔らか煮です。泡盛と
一緒に 味わうとほんとうに美味しいです。

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 そして島ラッキョウのちゃんぷる、久米仙は
3杯目ぐらいです。

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最後にソーキそば、ほんとうに満腹になりました。

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職場を出て、5時半頃から飲み始めて9時半ぐらいまで・・・。
4時間の間、沖縄の料理と泡盛を堪能しました。
posted by student at 23:01| 日記

2008年10月14日

曙光

 朝、自宅を出ると東の空が明るくなり、曙光が
私の住んでいる町を照らし始める時間帯です。

 自宅から2〜3分歩いた所から見た東の空です。
東の空の靄っとした処に曙光が射して光の筋が
見えます。

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 駅前に辿りついた頃には、東の空に真っ赤な朝日が
姿を顕し、曙光の筋が発散されている様子が見えます。

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 今日から2学期の中間試験が始まりました。そして
後期の研究指導が今日から始まりました。朝6時過ぎに
自宅を出て、勤務校から大学に向かって10時までゼミ、
自宅に戻ったのが夜の11時。長い一日でした。


posted by student at 23:48| 日記

2008年10月13日

飛騨行き

 昨日は、飛騨の高山と古川へ行ってきました。

 朝5時前に家を出て、新神戸駅の始発のぞみに乗って
名古屋から高速バスで高山へ。

 高山の宮川沿いの古い街並み一体は風情のある町並が
残っています。

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 陣屋跡の広場では朝市があり、飛騨の特産物や野菜、
果物、漬物等々賑やかな市でした。

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 午後は飛騨古川へ、ここは町の中を流れる白壁が続く
街並みに鯉の泳ぐ瀬戸川が流れる独特の風景が続きます。
高山は凄く混雑していましたが、ここは静かに散策
できました。

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 数年前のNHKの朝ドラ「さくら」の舞台になった街で、
さくらの下宿先のモデルになったろうそく屋さんでは、
和ろうそくの実演をしていました。

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 高山と古川の街並みを巡って、飛騨牛のステーキを
食べて、名古屋行きの最終の特急に乗って、自宅に戻った
のは11時半頃、長い一日でした。



 写真を460枚撮影して、久し振りにitsumi.netの
ページを更新して、詳細はそちらにアップしました。
写真70枚ほど使った「飛騨行き」のページです。

http://itsumi.net/2008hida/



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posted by student at 09:17| 日記

2008年10月11日

嬉野キャンパス

 今日、久し振りに嬉野キャンパスに向かいました。
大学院GPの関係で6月に訪れて以来3ヶ月ぶりです。
その時は、麦の収穫が終わったばかりでしたが、今回は
稲の収穫が終わって、ひこばえが成長している田んぼが
多かったです。

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 加東市には、お酒用の米・山田錦の田んぼが 多く、
収穫時期は遅めで、稲が倒れやすい そうです。まだ
この時期では、倒伏している 田んぼは少なかった
です。

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 大学の学内は、秋の彩りでした。

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 今日は、開学30年の記念式典や講演があります。
講堂では、朝から準備をしていました。

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 図書館では、企画展示「エンドウマメとハス 
〜大いなる発見」をしていました。

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 学食で食べるのは・・・久し振りです。

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 嬉野会館で変わった自販機を見つけました。
「何でも自販機」です。

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 食後に「郷土の森」の辺りを散策しましたが、
紅葉が秋の陽射しに 輝いている様子は綺麗でした。

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 4時半からの記念音楽会を聴く予定でしたが、明日の
朝が早いので、記念美術展だけ・・・、やしろ国際学習塾に
来るのは始めてです。

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 ここは、陣屋跡です。この辺りは、江戸期には三草
(みくさ)の陣屋の譜代大名が領主でした。この近くに
武家屋敷が 残って、大目付であった尾崎家の屋敷跡が
公開されています。白壁の街並みが残っている一角が
あり、その中にあります。

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 ここは30年ほど前までは、実際に住居として使われて
いたそうです。同じ白壁が続く両脇は、実際にお住まいの
ようでした。 中は閑静で質素な造りでした。

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 たわわに実った柿、三草の武家屋敷の北の田んぼ沿い
で見つけました。

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 この陣屋跡や武家屋敷の北には三草山があります。
源平合戦、義経ゆかりの古戦場でもあります。源平合戦の
緒戦がここであり、義経はその足で鵯越の坂落し
(神戸)の合戦に至ったようです。京都と社を結ぶ
経路は 現在国道372号線となっています。

 その三草山の上に、昼から広がった青空に入道雲が・・・、
久し振りに見ました。午後は気温が上がって、車の
エアコンを久し振りにつけました。

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posted by student at 20:40| 日記

2008年10月10日

教育哲学

 教育哲学の授業で陶冶(Bildung)という言葉が
よく出てきます。担当の先生は、Bildungを教養という
意味でも使われます。この教育哲学の授業の通奏低音
のようなキーワードでもありますし、私自身が、
今一番、気になることでもあります。

 「発達」と対峙する概念としての「生成」という
言葉にはじめて触れました。近代学校教育は、
子供たちが未熟から成熟へ移行する発達の過程を
担うという部分が大きいように感じますが、現代
では、発達が完了した大人(成人)も学び続ける
状態が少なくありません。発達過程を終了したはずの
大人たちと、発達過程の途上にある未熟な子供たち
とが、教育という相において対等ともいえる状態
にあるのが現代であり、教育が発達の過程を担う
役割を持つという範疇に留まらず、生成としての
教育という相が、これからクローズアップされる
のかもしれません。

 「教えと学びの哲学」のテキストです。担当の
先生が買ってきてくれました。割引価格の上に
端数は先生が負担していただいて・・・感謝です。

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posted by student at 22:17| 日記

2008年10月07日

原書講読

 後期の授業がはじまりました。

 サテライトで、教育哲学の授業と教育思想の演習に参加
することにしました。教育哲学の授業は「教えと学びの哲学」、
教育思想の演習は「幼年児童教育思想研究演習」です。

 教育哲学の授業は、後半はテキストに関する
リポートを出して、それを元にした持ち回りの
演習になります。そして教育哲学の授業は原書講読
です。次回からコメニウスの "School of Infancy" を
輪講します。コメニウスといえば世界図絵、センスの
中でも特に視覚情報を大切にした教育者です。

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 原書による輪講は、学部4年生のゼミ以来です。
当時は工学部の学生で、和訳が出ていなかった
回路システムの本のコピーを用いて、和訳した上で
数式や回路の解説の資料を作っていました。数ページの
分量は、当時は和訳だけで大変でした。工学系の
専門用語や、独特の言い回しは、辞書を見ても
わからず、大変な思いをしました。

 ゼミが終わって数ヵ月後に東京・日本橋の丸善で原書を
見つけて、思わず買ってしまいました。

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 今回はコメニウス、400年以上前の本で古典とも
言えます。数年前にペーパーバックスが出版されて、
アマゾンで4〜6週間で入手可能とのこと。しばらくは
コピーを元にした輪講になりそうです。

 一昨日の日曜は、目覚めると窓の外からの雨音が聞こえ、
その雨音は夜まで続きました。昨日はJR神戸線・灘駅前
の街路樹が色づいているのを見つけました。そして今朝、
落ち葉が駅前広場に

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 ・・・もう、落ち葉の季節です。
 
posted by student at 22:42| 日記

2008年10月03日

体育祭

 昨日の体育祭・予行に続いて、今日は体育祭でした。
得点・記録係りで、集まってくる着順の整理と
得点付け、集計が仕事です。

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 仕事の合間を縫って、本部席から放送係越しに競技を
観戦していました。
 
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 玉入れでは、肩車をしたり騎馬を組んだりして
いましたが、思うほどかごに入らず、効率が
悪かったです。

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 微妙な判定の時は、着順係りの人が協議して
いました。

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 グラウンドの南側にあるJR貨物臨海線の線路跡の
遊歩道の工事中で、生徒の観覧席の後でユンボが
動き回っていました。

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 集計した得点は、生徒会が各クラスの得点掲示板を
随時更新します。その下には、体育祭前に作った
学級旗が・・・。審査されて、各クラスの得点に加算
されます。

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 担任の先生も含めたクラス全員による41人43脚、
見応えがありました

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 モンスターペアレンツ、保護者の方々が参加する
育友会演技ですが、保護者が玉を投げて、教員が
背負っているカゴに入れるのですが、生徒がラケットで
それを防御していましたが、よくわからなかったです。

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 科対抗のエール交換の応援合戦、機械科は組み体操を
盛り込んでいました。

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 科学科は、応援団を結成。 

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 そして我が電気科は、全員による演舞、練習の
甲斐があり電気科が最優秀でした。

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 科対抗の綱引きは電気科と機械科が引っ張ったり
引っ張られたり互角の勝負が続きました。

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 次第に動きが止まって、膠着状態になって、結局
水入り。数分間の休憩後に再勝負となりました。

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 2度目も、引っ張ったり引っ張られたりと互角の
状態で、また膠着状態になったのですが、最後は
電気科がズルズルと引っ張って勝負がつきました。
見ていて力の入った勝負でした。



 9時から始まった体育祭も、表彰、閉会式が終わった
のが4時半頃・・・長い一日でした。

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posted by student at 22:29| 日記

2008年10月02日

体育祭・予行

 予定では、昨日が勤務校の体育祭の予行でしたが、
天候の影響で、本日が体育祭・予行、そして明日の
金曜が体育祭です。

 下の写真の背景の山並みが六甲山系で、その手前の
建物は勤務校の体育館棟です。

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 昨年までは、近くの王子陸上競技場で体育祭を
行っていましたが、今年からは勤務校のグラウンドで
行うことになりました。1学年400人、総生徒数が
1200人に教職員が100人余り・・・広いグラウンドが
狭く感じました。

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 本部席から見た光景です。明日の体育祭では、写真を
撮っている暇がないと思うので、今日は時間を見つけて・・・

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 体育祭・予行では、明日の本番の練習とともに、予選を
行いました。科対抗の綱引きは、かなり盛り上がりました。

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 昨晩は併設されている定時制高校の体育祭、そして
今日は勤務校の体育祭・予行、明日は体育祭の本番です。
近隣にお住まいの方々には、賑やかなことだと思います。


posted by student at 19:21| 日記

2008年10月01日

灘駅 〜JR神戸線〜

 私の勤務校の最寄り駅、JR神戸線の灘駅です。
阪神間でJR最古の現役駅舎だそうですが、現在は
駅舎建て替え工事の真っ最中です。

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 ホームの上に、木造の跨線橋があって、駅の南北に
駅舎があります。この跨線橋がレトロな雰囲気を
醸し出しています。

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駅の北口には、大きな一本の木があります。

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 上の写真のバックに写っているのが灘駅の古い
跨線橋です。

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 もうすぐ、この跨線橋もなくなって、分断されて
いる駅の南北が、橋上駅舎化されます。



 日曜から今朝まで、曇り空が神戸の街を覆い、
肌寒い雨模様が続いていました。今日は、勤務校の
「体育大会・予行」の予定でしたが、朝も小雨が
降り続いてグラウンドが使えません。雨天の場合は
授業の予定でしたが・・・、急遽、体育大会の練習と
準備になりました。午後には雲の合間に久し振りに
青空が見え隠れ・・・  

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 併設する定時制高校は、今晩は体育大会です。



 自宅の最寄り駅・垂水駅を降りた頃には、見上げると
黄昏時の深い青が空一面に広がっていました。

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posted by student at 20:36| 日記