2008年09月29日

9月の雨

 今朝の神戸は、ぬくもりが恋しいような冷たい朝
でした。空一面を雲が覆い、アスファルトが濡れて
冷たい風が・・・

 先週までは半袖のワイシャツにノーネクタイ姿で
出勤していましたが、今朝は長袖のワイシャツに
ネクタイを締めて、上着も・・・。

 今にも降りそうな空模様でしたが、職場のロッカーに
傘が3本か4本溜まっているので、傘を持たずに
玄関を出ました。

 JR神戸線・灘駅を降りると、冷たい雨が降って
いました。9月の雨・・・。六甲の山並みから吹き降ろす
風が冷たかったです。

 駅前の緑が、雨に濡れて、曇り空の下で活き活き
輝いているように見えました。

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勤務校に向かって線路づたいの道を歩くと、線路際の
道端に、真っ赤な曼珠沙華が雨に輝いていました。

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 今日は、勤務校に関西テレビの取材が入いります。
午後にはテレビ中継者が校内に・・・

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 パラポラアンテナが2つ。1つは衛星中継用のようで、
もう一つはビルの隙間から六甲山の山頂方面を向いて
いました。

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帰路は職場の置き傘を一本持ち帰りました。
 
posted by student at 19:35| 日記

2008年09月27日

弦の響き

 朝夕、すっかり涼しくなりました。
暑い時期には、冷たい麦茶やウーロン茶ばかり
でしたが、今朝の朝食後に久し振りに熱いコーヒーを
淹れました。
 夏の間は冷蔵庫に眠っていたコーヒー豆で、
香りと味はイマイチでしたが、久し振りの朝食後の
コーヒーでした。

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 暑い時期は、ゆったりしたピアノ曲やチェンバロの
曲をよく聴いていましたが、今朝は久し振りに
ヴァイオリンの曲を・・・

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 ベートーベンのヴァイオリン協奏曲のCDです。
ヴァイオリンの演奏はチョン・キョンファで、
お姉さんはチェリスト、弟さんはピアニストです。

 秋になって、澄み切ったヴァイオリンの弦の音色が
心に響く季節になりました。
posted by student at 06:14| 日記

2008年09月26日

Web授業〜高大連携

 今朝、8時26分に神戸を含む阪神地域に
大雨洪水警報が出ました。朝の職員打ち合わせが
終わった直後で、8時40分の朝のSTの時刻に
向けて生徒が続々と登校中の時間帯です。

 学校長判断で平常授業となりました。勤務校の
ルールでは10時までに警報が解除ならば4時限目
から授業で、10時の時点で警報が継続ならば、
その日は休校となるのですが、結局、警報解除は
10時26分でした。この朝はJR神戸線で人身事故
の為にダイヤが混乱したこともあって、1限目の
授業は、普段はおとなしいクラスなのが、ちょっと
ザワツキ感がありました。力づくで授業を進めると、
最後は、活気のある授業となりましたが、1限目が
終わって職員室に戻ると、「騒がしかった」とか
「やりにくかった」という声がアチコチから・・・。



 5時から、高大連携のWeb授業がありました。
今回は1,2年生対象のプログラムです。

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 勤務校が拠点校で、校外からも生徒が来る
予定なのですが、今日は休校になっている学校が
多いのでちょっと心配していましたが、結局全員
出席しました。

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 自然科学系の3学部に関する紹介を兼ねた
ガイダンスなのですが、担当の教員が生命科学系で、
ほとんどその分野の話でした。本校の生徒は
工学系になるので、かなり見当はずれの内容が
延々と続きました。
 対象者が高校1,2生なのですが、そのことを
あまり考慮していないのか、言葉等をあまり
選ばずに、どんどん話を進めるので、聞いていた
生徒にとってガイダンスになったのかなあ〜と
感じました。

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 ノーベル賞を受賞した日本人12人のうち
9人が自然科学の分野だったという話があった
のですが、自然科学以外の受賞者って・・・と
考えると、大江健三郎、佐藤栄作の2人の名前は
すぐに浮かびましたが、もう1人は・・・わかりません
でした。調べると40年前の川端康成でした。
「山の音」、「音楽」、「掌の小説」・・・愛読者の
1人なのですが、しばらく読んでいませんでした。


posted by student at 21:51| 日記

2008年09月24日

臨時職員会議

 教師という仕事に就く前に企業で働いていた頃の
会議というのは、明確な目的を持った協議の場でした。
会議によっては「出席者に説明することによって
同意を得たことにする」というような形式的なものも
ありましたが、僅かだった気がします。

 民間企業に勤めていた私の「職員会議のイメージ」
は、どのような教え方をすれば理解が深まるのか
とか、こんな工夫をすれば生徒が興味を持った…、
そんなことを話し合う場が職員会議だと思って
いました。

 最初に経験した県立の高校では、毎週職員会議が
ありました。会議の直前に議長に議題や連絡事項を
伝えて、必要な資料を会議室の入り口に置いて、
順番に議事進行するタイプでした。いろいろな教師が
いろいろな意見を出し合ったり、議論をしたり・・・。
でも、校務分掌の事務的な話が中心で、授業の内容や
授業の方法、教え方についての話し合いが皆無だった
のは、軽くカルチャーショックでした。

 今の勤務校では、校務運営委員会というのがあって、
職員会議では、議題がゼロの時がほとんどです。まさに、
「出席者に説明することによって同意を得たことにする」
というような形式的な会議です。

 今日、臨時職員会議がありました。なんだか久し振りに
職員会議でいろいろな意見が出て、実質的な意味での
会議のような感じがしました。でも話し合いが実を結ぶ
ことはなくて、最後は校長が結論を出して職員会議は
終わりました。

 ・・・なんだったのかなあ〜、と疑問が残るだけ・・・



3ヶ月ほど前の夏至の頃には、定時に勤務校を出て
大学に寄らずにまっすぐ帰ると、 自宅に戻っても、
まだ日が西の空に高く輝いていました。

 秋分の日を過ぎた今日の夕方、定時に勤務校を
出て大学に寄らずにまっすぐ帰ると、自宅に程近い
道で、真っ赤な日の光が 舞子ビラの建物の横へと
沈みゆくのが目に入りました。

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 夕景・・・、大自然の中での壮大な夕景ではなく、
住宅地の間から覗き見るような夕景ではありますが、
夕食の支度の匂いが漂う生活感溢れる夕景も、また
素敵な風景でした。

posted by student at 20:02| 日記

2008年09月20日

サテライト技術の会 〜台風の日〜

昨日の朝、自宅近くの空模様です。

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 予報では、午後には、台風が近づいて夕方には
接近するとのこと。でも、四国や紀伊半島の南を
通過するコースでお昼頃に紀伊水道(淡路島の南附近)
の南の海上で、神戸に最接近しましたが、それほど
雨は降りませんでした。

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 台風の南東から北東にかけて激しい雨が降っている
のですが、ちょうど紀伊半島の中央、大台ケ原附近に
雨を降らせてしまって、神戸附近では雨がほとんど
降っていません。24時間の積算雨量を見ても南九州
から高知、和歌山や三重では雨量が凄いでですが、
九州や四国の山間部以北や、紀伊半島の中央部以北の
雨量は少ないです。神戸近辺の雨は、前日の雨で、
この日はほとんど降っていません。

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 警報が出て、休校になるかと思っていたのですが、
午後からも実習、そして放課後の補習までびっしりと
仕事をこなしました。

 勤務校から三宮まで、一駅分・約30分の旧西国街道
沿いを歩きました。途中、生田川辺りからの北の空は、
台風一過という雰囲気でした。


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 今日は、「サテライト技術の会」、生田神社近くの
金魚という沖縄料理の店へ…。

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 地下の店で、沖縄の雰囲気満載の店内です。

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 豚肉を使った料理や海鮮モノを中心に注文しました。
写真は、ゴーヤチャンプルです。

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 一杯目は生ビールでしたが、2杯目からは泡盛、
久米島の久米仙を…

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 ロックで呑み続けていると、結構酔っ払ってしまい
ました。写真は豆腐よう、濃厚な味でした。

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 2軒目は鹿児島料理の居酒屋。今度は芋焼酎を
呑んで12時過ぎまで。結局6時間ぐらい呑み続けて
いたことになります。池袋で勤めていた頃は、5時過ぎ
から12時過ぎまで呑み続けることが多かったのですが…
5〜6時間も呑み続けるのは久し振りです。

 1時過ぎに帰宅してすぐ就寝して、今朝5時に
目が覚めた時は、酒がまだ身体に残っていました。

posted by student at 09:35| 日記

2008年09月17日

秋の気配

 9月に入っても暑い日が続き、空には夏の雲が
浮かんでいましたが、ここ数日、朝の通勤の時に
涼しさを感じるようになりました。

 そして今朝、6時過ぎに自宅を出ると・・・秋の雲が
空一面の広がっていました。

 自宅近くから見た北の空です。

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 そして、北東から北西に連なるうろこ雲の帯です。

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 東の空には、まだ貌を見せたばかりの太陽から
光と雲が噴き出しているような感覚に陥るような
光景が広がっていました。

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 勤務校の門をくぐる7時頃には、真っ青な空に・・・
今日も暑い一日でした。

 この写真は、勤務校に入る前に見つけた、
朝日の光に輝いてた小さな花・・・。

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 一度通り過ぎたのですが、なんだか惜しくて
戻ってデジカメを取り出して撮りました。
posted by student at 19:54| 日記

2008年09月13日

あいだ

 「人と人との間」、木村敏という精神病理学がご専門の
方の本ですが、罪と義理、罪と恥、甘え…というような
言葉をもとにして、対人的な関係を考察しています。

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 「機(き)」とか「間(ま)」とかについて考える中で
関係の中で捉えることを試みているのですが、ふと、本棚
にあったこの本に目が留まりました。

 転機(ターニングポイント)という概念も、「機」と「間」
との狭間で捉える視点も大切ではないかとも…

 発達や教育における「機」や「間」、そして「転機」は
それほど重要視されているように思えませんが、ベテランの
教師は、知らず知らずなのか実践されておられるように
感じます。なかなか表に顕れない、そして継承されない
けれど、大切なポイントではないかと考えています。

posted by student at 06:08| 日記

2008年09月12日

岩屋

 勤務校の最寄り駅・JR神戸線の灘駅と阪神岩屋駅の間に、
廃線の線路が一部残っています。JR神戸線とJR貨物の
神戸港駅とを結ぶ線路跡です。

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 この廃線跡の道路を挟んだ反対側に出来たビルに
居酒屋があって、部活動の顧問3人で、仕事が終わって
から酒の席をここで…

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 なんだか四国の話、坂本竜馬、佐田岬・・・
そんな話で盛り上がりました。  

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 大手の居酒屋チェーンなので、メニューは
どこでもあるようなものばかり、でも勤務校の
近くで呑む機会が少ないので、なんだか寛いで
ゆったりと・・・

 店に入った時には、まだ明るかったですが、
2時間あまり経って8時過ぎに店を出た時は
真っ暗でした。

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posted by student at 22:51| 日記

2008年09月07日

the letter と the spirit

 わかる、覚える、できる、気づく…、
「学び」の中身を考えて頭に浮かんできた言葉です。

 「学び」も、勉強、学習、稽古、習う…と
表現を変えると、その中身も変ってくるように感じます。
勉強には頑張って覚えるニュアンスを感じますし、
稽古には出来るようになるニュアンスを感じます。

 今日の午後NHKで、指揮者の西本智実さんが
「課外授業ようこそ先輩」という番組において、
小学校6年生のオーケストラの指揮の授業を扱った
「一歩踏み出す勇気」の放映を見ました。

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 最初に3拍子を体感するために体育館に行って
ドッジボールで3拍子のドリブルに挑戦していました。
その次には「白鳥の湖」を聴いて、その情景を画用紙に
描くという課題です。

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「白鳥の湖」のストーリーを聞いた後に「白鳥の湖」の
演奏に耳を傾けて、音楽を通して頭の中に「白鳥の湖」の
イメージを思い描こうとする子どもたちの姿が映し
出されました。

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その映像を見て、これは「学び」の原点の姿なのでは
ないかと、ふと、そんなことを考えました。

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 新しい小学校学習指導要領では、教科「音楽」の
目標として

・音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てる。
・音楽活動の基礎的な能力を培う。
・豊かな情操を養う。

 1,2年生の鑑賞の内容を幾つか拾い上げると

・楽曲の気分を感じ取って聴くこと。
・楽曲を聴いて想像したことや感じ取ったことを言葉で
 表すなどして,楽曲や演奏の楽しさに気付くこと。


 コミュニケーションの中で、情報の内容を
正確に伝え、そして受け取るということがもっとも
大切なことだと思います。そして、それと同じ
ぐらいに、或いはそれ以上に大切なこととして、
その情報に込められた発信者の思いを感じ取る
ことではないかと思っています。

 音楽を聴いて、そこに込められた作曲家の思い、
そして演奏者の思いを感じ取ることは、まさにこの
コミュニケーションそのものではないかと思います。
そして言葉によるコミュニケーションに比べて、
感性や感覚が大切にされるように思います。 

 いつも私の研究にアドバイスとヒントを頂いている
先輩から、今度は大きなヒントをいただきました。
the letterとthe spiritです。論理的に読む取る能力
(skill,competence,ability)とともに、叙情的に
感じ取る感性(sensitivity,sense)も大切にしたいと
心から思います。そしてthe letter(字義)と
the spirit(意図、趣旨)とを併せて、はじめて
奥義(in letter and in spirit)を受け取ることが
できるのではないかと思うようになりました。
posted by student at 21:22| 日記

2008年09月05日

電気工事 〜きんでん学園引率〜

 生徒を引率して、きんでん学園へ行ってきました。
きんでん鰍ヘ、電力設備の構築や維持、情報通信設備
の最大手の会社で、きんでん学園は研修施設です。

 まずは会社の沿革の説明を受けました。

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 古い時代の屋内配線や電気工事用の工具等の展示も
ありました。その後、技能五輪に向けて頑張っている
研修生の訓練の様子を見学しました。 班に分かれて
説明を受けたのですが、私の班は、昨年のSKILL2007
(第39回技能五輪国際大会)の電工職種で金メダルを
受賞した堀井さんという方でした。

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 訓練用の電柱が林立していて壮観でした。

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 その後、生徒たちは電気工事の実習を受けました。

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 電工ナイフとペンチを使った基本的な実習とともに
ストリッパーを使っての実習も体験していました。 

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posted by student at 21:41| 日記