2008年06月30日

西垂水村

私の住んでいる処は、明石海峡を挟んで淡路を望む
景勝地の高台にあります。現在は神戸市垂水区ですが、
以前は神戸市須磨区垂水町、その前は明石郡垂水町、
更に遡れば明石郡垂水村で、江戸期から明治初期
までは明石郡西垂水村でした。

*

垂水駅前近辺の地名として、駅の北には、神田町、
天ノ下そして陸ノ町があります。「丁目」のない地名
です。

 天ノ下という地名は、牛頭天王を祀った場所が、今の
天ノ下町4番辺りに祠があったそうです。その小高い祠の下、
「天王下」が「天ノ下」と訛って今の地名になったようです。
この祠は、今の高丸にある八幡神社に合祀されてるとのこと。

 この天ノ下の西は西垂水町高丸と呼ばれた地域、字として
天ノ上という地名があったそうです。今は五色山1丁目と
なっています。五色山の電柱に「天ノ上」の地名の痕跡が
残っていました。結構、電柱のプレートを見ると、旧い地名が
残っていたりします。

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 牛頭天王が祀られていた祠・瑞丘神社は今はなく、
地名として「天ノ下」が残り、「天ノ上」という地名は
消滅してしまいました。今は電柱のプレートに名を留める
程度でしょうか?

 瑞丘神社の名は、合祀された八幡神社が、瑞丘八幡神社
となって名前は残っています。

 西垂水町は、明治22年の市制町村制の実施によって
合併して垂水村が生まれる前の西垂水村があった場所です。
垂水村は、明石郡の塩屋、下畑、東垂水、西垂水、名谷、
山田、多聞の各村が合併してできた村です。名谷村は、
明治初期に東名、西名、滑、中山、奥畑の5村が合併して
できた村です。

 その西垂水という地名は、今は全滅状態です。でも
この地名も電柱のプレートに名を留めていました。
霞ヶ丘1丁目で見つけました。

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 現在の五色山と霞ヶ丘との間にはバス道が通っています。
そのバス道の南では西垂水町の字の名前「天ノ上」が
プレートの名前として残っていましたが、バス道では
「西垂水」という町名がプレートの名前として残って
いました。今はどちらも住宅地が広がっていますが、
昔の五色山地域と霞ヶ丘地域では、かなり風景が異なって
うたのかなあ〜と古(いのしえ)の風景に思いを馳せ
ました。
posted by student at 22:06| 日記

2008年06月29日

レイチェル・カーソンに学ぶ

 神戸市では、ゴミ収集は環境局が行っています。
決められた場所に決められた日時に分別して・・・
これは、ほとんどの自治体で同じだと思いますが、
分別の仕方は、自治体によって、かなり違うようです。

現在神戸市では、6種類に分かれています。
・燃えるゴミ
・燃えないゴミ
・缶・ビン・ペットボトル
・カセットボンベ・スプレー缶
・金属系ゴミ
・粗大ゴミ
・大型家具・自転車(申告制・事前申し込み)

 自治会や小学校が資源回収を実施している
地域もあります。

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 環境局というお役所の部署が、何故ゴミ収集を
するのか・・・?と、以前は疑問に感じていました。
環境というと、自然環境、都市の景観・・・という
イメージを持って、ゴミ収集とは結びつきません
でした。

 環境問題関心を持つようになったのは、間瀬先生の
授業を履修したことが発端でした。まだ環境問題と
いうよりも公害対策程度の認識しかなかった頃に
間瀬先生の「エコフィロソフィー」に出逢って、
エコロジーとしての環境問題の対する意識を持つように
なりました。その後、リサイクル のことを調べたり
考えたりする中で、環境問題の 基本はゴミ処理・資源
回収なんだなあ〜と、やっと 気付きました。

 江戸時代までの日本って、ほんとうに リユース、
リデュース、リサイクルが生活の基本 であったことを
知り、古(いにしえ)に学ぶことが 大切ではないかと
今は思っています。

 レイチェル・カーソンの「沈黙の春」。1962年の
出版という、今から45年前の本ですが、環境問題を
考える大きなトリガーになった本であると共に、
そこに描かれた環境意識は、学ぶべきことが多いように
思います。

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レイチェル・カーソンの著作に「センス・オブ・ワンダー」
があります。人間中心主義の環境問題から、
それぞれの生命体の神秘への畏怖や尊重する心・・・
そのセンスを磨くことが、環境問題の根本では
ないかと思います。


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 ・・・生命の不思議への賛美、今の環境問題には、
この部分が欠けているのではないかと思います。

 エコロジーやエコという言葉が使われることが
多くなりましたが、元々の言葉の意味である
生態系を尊重する意識は、あまり省みられておらず、
エコロジーやエコという言葉だけが独り歩き
しているようにも感じてしまいます。

posted by student at 07:58| 日記

2008年06月28日

走水村、二茶屋村から元町の街並み

 元町商店街の北の通り沿いで、「走水」という
名前のレストランを見つけました。

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1868年11月に神戸村と二茶屋村、 そして走水村が合併して
神戸町が誕生しました。開港した神戸港の港町であり、
その後郡区町村編制法に基づき、1879年1月に神戸町と
兵庫町、坂本村が合併して神戸区が誕生し、1889年4月には
市制施行に伴い、神戸区、荒田村、葺合村が合併して
神戸市となりました。

 走水(はしうど)村は元町の辺りになりますが、宇治川
の東側、西元町寄り一帯になります。このレストラン
「走水」があった元町駅の南辺りは、走水村の東隣の
二茶屋村になると思います。

 走水村には広い田畑があったわけではなくて、隣接する
兵庫の町の廻船問屋の船に乗ったり、酒造りをしたりも
していたようです。この村には廻船の船主も少なからずいた
ようです。

*

 元町商店街とJRの駅の間には、なんとなく
「場末」という言葉を連想するような路地があります。
ビルのエアコンの室外機が並ぶ路地・・・、真夏には
熱い風が路地を流れるんだろうなあ〜と。

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 元町商店街の南の中華街・南京町、半端な時間に
訪れても人通りが多いです。

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 元町という地名は、港町に多いように思います。
いろいろな人が交差する街・・・

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posted by student at 20:06| 日記

2008年06月27日

教育実習

 勤務校には、今年は4名の教育実習生が今日まで・・・。

昨年は人数も多く、私自身指導にあたったこともあり、
何人かの実習生の授業を見ましたが、今年は時間割の
関係もあって、1回だけでした。

 実習生のよる美術の授業風景です。自分のロゴを
考えて完成させるという内容でした。

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 実習生の説明を受けて、生徒達は熱心に下書きを
書き始めました。

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 これまでご縁がなくて、美術室に入ったのは始めてでした。
額縁が教室の隅にあって、「美術室だなあ〜」と・・・

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 昨日の神戸新聞の夕刊の記事です。
(記事をクリックすると拡大します。)

寅さんは「男はつらいよ」と現在進行形ですが、この
記事は過去完了なのが、面白かったです。

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posted by student at 22:33| 日記

2008年06月23日

ペスタロッチ

 神戸サテライトは、今日はオープンキャンパス
でした。エントランスに受付が出来て、ちょっと
賑やかな感じでした。

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 幼年コースの佐藤先生にお願いして、幼年児童
教育思想研究の授業に参加させていただいています。
先週と今週はペスタロッチを扱っています。

 ”隠者の夕暮れ”が有名ですが、私の研究テーマの
「センス」との関わりを考えると「Anschauung(直観)」
というのがキーワードになります。外的直観と
内的直観との関係や、「曖昧な直観から明瞭な直観」
というニュアンスは、私の問題意識とのアナロジーを
感じています。

 幼年教育においては、「スキル」よりも「センス」に
重きがあるようで、私の問題意識との共通項が多い
ように思っています。図書館で「感性を育てる保育」
という本を借りました。

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 幼年教育の授業は、女性の方がほとんどです。

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 昨年の名須川先生の幼年児童保育内容表現論を受講
した時も、ほとんど女性の方ばかりでした。



 夏至が近づいて、サテライトの授業が始まる6時半は
まだまだ外は明るいです。

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 授業が終わる8時になると、流石に外は暗くなって、
港の夜景が愉しめます。

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 トワイライト・スクール。以前、定時制高校に勤務
していた頃には、そのような呼び方をしていましたが、
神戸サテライトは、トワイライト・キャンパス・・・。
posted by student at 22:02| 日記

2008年06月22日

有主風

 今、研究科長の安部先生にお願いして、サテライトでの
安部先生の授業に参加させていただいています。先週から
日本の芸道の話に入りました。

 私の研究テーマである「センス」とも関わりが深く、
特に「間」、「有主風」、「稽古」、「型」など
考えさせられキーワードが多いです。私自身、授業の中で
「身体で覚える」という言葉をよく使います。これは
まさに稽古であり、またハビトスにつながるものでは
ないかと思っています。



NHKの教育テレビで、「日本の伝統芸能」という番組が
放映されています。歌舞伎、能・狂言、文楽を扱って
います。現在は文楽で、先月は、能・狂言でした。

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 世阿弥の言葉に「有主風(うしゅふう)」という言葉が
あります。

     師によく似せ習い、見取りて、我が物になりて、
    身心に覚え入て、安き位の達人に至るは、、是、
    主也。是、生きたる能なるべし。下地の芸力に
    よりて、習い稽古しつる分力をはやく得て、其物
    になる所、則有主風の士手なるべし。返々、
    有主・無主の変わり目を見得すべし。
 
              世阿弥 至花道・無主風事

 私自身もよくわかっていませんが、師匠の「形」を模倣
したまま演じている状態が無主風であるのに対して、師匠の
「形」に似せようとする意識がなくなる境地が有主風という
ようなことだと思います。

 ハビトスという言葉があります。習慣化や身体化という
ようなニュアンスの言葉なのですが、まさに、「わざ」や芸が
ハビトス化した状態が有主風ではないかと、私なりに考えて
います。

 稽古・・・、繰り返し繰り返し習得することを通して、
身体全体で、「形」の意味について追求し納得する姿勢
そのものが稽古ではないかと思います。

 「形」を細かく要素に分解して取り出して、部分だけを
徹底的に練習するのが効率的ですが、日本古来からの稽古は、
全体をおさらいして、「間」をも含めて全体をひとつの「形」
として捉えてハビトス化することなのかもしれません。



 部分の総和が全体とはならないということを、私自身が
勤務校で授業を担当しながら痛感しています。

 「センス」・・・私のなりの、私自身の研究のキーワード
なのですが、これは新しいものではなくて、いにしえ(古)
から学ぶことが多いように思います。
posted by student at 16:02| 日記

2008年06月21日

連合大学院GP学生参加プロジェクト 研究発表会

 今日は、連合大学院のGP事業の学生参加プロジェクトの
研究発表会があるので、嬉野キャンパスへ向かいました。

国道175号線は、神戸の神出町は片側一車線で、三木市との
市境を越えると、急にゆったりとした片側2車線になって
いました。でも、神出町の辺りも拡張工事をしていました。
今度嬉野キャンパスへ向かう時には、この辺りは片側2車線
になっているかもしれません。

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 加東市に広がる麦畑を見ることができるかなあ〜と
期待したのですが、既に麦刈りは終わっていました。

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 田んぼは、田植えしたばかりのようでした。

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 畦道に咲いていた可憐な花が、刈り取られた黄金色の
麦畑をバックに、輝いていました。

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 社の町のマックスバリューが閉店していたのですが、
新しい店舗がほぼ出来ていました。7月10日新装オープン
のようです。

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 社といえば・・・、尾花石油の二宮金次郎像です。
「人は心、花は色」

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 中途半端な時間だったので、道池の交差点に
あった小僧寿しでお昼を買いました。小僧寿しは
ほんとうに久し振りです。記憶に・・・ありません。

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 ゼミ生の部屋。明かりは点いていましたが、
誰もいませんでした。だいぶ様子が変わって
いました。

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 テーブルでお昼を食べて・・・

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 図書館に行こうとしたら、ゼミ生が戻ってこられ
ました。時間がないので、ご挨拶だけして・・・

 図書館では、感性やセンスに関する本を4冊選んで
貸出機に学生証を入れると、何の反応もしません。
カウンターに座っていた係りの人に尋ねると、
「使用不可なんです。」と言われてしまいました。
確かに画面は真っ黒で、学生証カードが入ったままです。
カードを取り出してもらって、機械には「使用不可」
のカードを出して、カウンターで貸し出しの手続きを
しました。

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今日、お世話になる、共通講義等の3階のパラポラ
アンテナです。SCSって何の略なんだろうと・・・?

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 連合大学院の構成大学の4大学を衛星回線で結んで
互いの大学でのGP事業に関する成果の発表を、大きな
画面を見ながらテレビ会議のように進行していました。

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 1時から4時までの3時間、私は今日は座っている
だけでしたが、カメラで4大学のそれぞれの大画面に
映っていると思うと、座っているだけでも疲れました。

 共通講義等の3階は、始めて足を踏み入れたような
気がします。スタジオのような設備もある部屋でした。

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 中国道の社パーキングにあるハイウエイバスの停留所
まで、横浜からいらっしゃった同期の方を車でお送り
しました。途中、坂道を下っていく後姿・・・、九州・福岡
からいらっしゃった方です。やっぱりハイウエイバスで
新大阪までいらっしゃるとのことで、途中乗車していただいて
パーキングのハイウエイバスに向かう階段までお送り
しました。遠い処から、ほんとうにご苦労様でした。

posted by student at 20:08| 日記

2008年06月17日

そろばん と ひまわり の町・小野市

 兵庫県の小野市にある白雲谷温泉・ゆぴか に
行ってきました。小野市は、嬉野キャンパスのある
加東市の南で、一昨年に嬉野キャンパスに通って
いた時には、通過することが多かったのですが、
久し振りに訪れました。

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 最近は、近くに出来た垂水温泉・太平の湯ばかり
でしたが、久し振りにお気に入りの「ゆぴか」へ!

 ・・・癒されてきました。温泉からあがって、175号線
沿いの「ひまわりの丘公園 」に隣接する共進牧場の
フルーツ牛乳を飲みました。

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小野市は、そろばんの町でした。今も、もちろん
そろばんの町ですが、今の小野市のイメージは
ひまわりです! 小野市の「らんらんバス」には
ひまわりが描かれています。

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 小野市の市街地には、神戸とつながる神戸電鉄の
小野駅があります。JRは、小野の市街地から離れた
加古川の反対側に「小野町」という駅があります。
こちらは無人駅で、1時間に1本程度で駅前も長閑
です。

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嬉野に通っていた時は、車ばかりで、加古川線
を利用したことはありませんでした。そして、明石と
三宮からの神姫バスも利用したこともありませんでした。

 小野市の市役所には、大きなそろばんのオブジェが
あります。なかなか圧巻です。

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 そして、加古川に掛かる橋の欄干にもそろばんが
埋め込まれています。

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 小野、加西、加東・・・ 加古川の中流域の景色は
私の大好きな場所です。ゆったりと、この辺りで
過ごせたら良いなあ〜と思います。
posted by student at 05:52| 日記

2008年06月15日

あじさい  〜 見土呂にて

 見土呂に行ってきました。

 神戸からは上荘橋で加古川を渡って上荘町の
見土呂、井ノ口の集落を通って見土呂フルーツ
パークへ

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 園内をちょっと散策しました。
あじさいが綺麗でした。

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 我が家のあじさいは薄いピンク系なので、
ブルー系の花に新鮮さを感じました。

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 見土呂フルーツパークの中には、八ツ塚古墳
があります。春先のレンゲ畑は圧巻です。
観光果樹園やウォーキングセンターが隣接して
いるのですが、まだ利用したことはありません。

 近くには天然温泉・みとろ荘があり、日帰りの
利用もできます。この辺りの加古川河畔の風景は、
結構お気に入りです。漕艇センターが近くに
あって、ボートの練習風景を眺めることが
出来たり、単線の加古川線の鉄橋も、なかなか
絵になる光景です。

 山間(やまあい)の田んぼで、田植えが終わった
ばかりのような光景に出逢いました。平日は、
神戸の街の中でアスファルトとコンクリートに
囲まれて過ごしているので、さりげない野の光景
に新鮮さを感じました。

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posted by student at 19:52| 日記

2008年06月13日

Strawberry Fields Forever

久し振りのRêve de chef (レーブドゥシェフ)の
ショートケーキを・・・

 垂水駅前にある垂水店は、通勤の行き帰りに毎日
目にしていますが、久し振りにドアを開けました。

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 レーブドゥシェフの手提げ袋に入れて、ドアを
開けてお見送りしてもらえるスタイルは同じです。

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 カット・ケーキ用のパッケージが変わって
いました。

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ストロベリー・フィールドは私のお気に入りです♪

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 そして・・・、自分で選んで注文したのに、名前が
わからなくなってしまいました。レーブドゥシェフの
サイトで探しましたが、なかったです。

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 私の大好きなレーブドゥシェフのカット・ケーキ。
そしてビートルズの40年前の曲、「ストロベリー・
フィールズ・フォーエバー」も大好きです。

 ストロベリー・フィールズは、リヴァプールにある
孤児院・ストロベリー・フィールド(救世軍子供の家)
をモチーフにした曲です。孤児院から里親制度へと
運営方針が変わって3年前に閉鎖されましたが、
現在は、修道施設となっているそうです。

      ・・・Strawberry Fields Forever
posted by student at 05:00| 日記

2008年06月12日

ランチ

 普段は、勤務校に入る前にコンビニでサンドイッチを
買って、職員室で食べています。そのダイエット効果の
恩恵を受けていますが、暑くなってスタミナ不足に
なったので、今日は食堂でランチを食べました。
A定食、450円です。

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 久し振りの食堂のランチだったので、特別に、それぞれの
お皿のアップの写真を・・・

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 いろいろアングルを変えて、立体感を醸し出すように
工夫してデジカメで撮っていたら、同僚の先生が、
その様子を 身ながら、いろいろと突っ込んできました(^^);

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 最近は、かなり薄味に慣れているので、生徒向けの
学食は、私には味がかなり濃く感じました。
posted by student at 05:00| 日記

2008年06月11日

教育実習

 今週の月曜日から、勤務校で教育実習が始まりました。

 4人の実習生用の出勤簿です。

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職員室のホワイト・ボードには、「平常事業」の
文字と共に「教育実習」の文字が・・・

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そして今日は「全校集会」がありました。
教育実習生の紹介と、総体の表彰伝達、そして
国家試験の合格証の披露がありました。

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この4月に基本情報処理技術者試験を受験した
2名の生徒が、共に合格しました。
posted by student at 22:37| 日記

舞子

 明石海峡を望む、松林が広がる神戸の舞子、
名前の響きが良い地名でJR舞子駅、山陽電車の
舞子公園駅、西舞子駅があります。

 この建物は舞子ビラです。ここは烏崎(からさき)
という岬だった場所で、中世には、この辺りの
播磨の豪族だった赤松氏と縁の深い烏崎城という
城があった場所です。

 嘉吉の乱や応仁の乱で歴史の表舞台に名前が
出てきますが、秀吉による三木城攻めの際に
落城されて、そのままになっていたようです。

 「宮さん宮さん〜♪」と唄われた有栖川宮熾仁
親王の別邸が烏崎城跡に建てられたのが明治21年
です。その別邸跡に、今は舞子ビラというホテルが
建っています。

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この舞子ビラの北の坂からみた明石海峡大橋
です。この光景が私のお気に入りです。

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 同じ場所を振り返ると・・・山陽電車の線路沿いに
廃墟がずっと建っています。

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 この坂の上には、舞子の東は、五色山、歌敷山
そして霞ヶ丘という住宅地が広がっています。
バス停に「中島」という名前がありますが、
今は、この地名はありません。昔の地名なのかも
しれません。

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 このバス道沿いに「霞ヶ丘廉売市場」という
レトロな市場が残っています。

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 我が家の庭とか、通勤の途中とか、ご近所とか・・・
身近な場所ばかりの日記だなあ〜と、我ながら (^^);
posted by student at 05:48| 日記

2008年06月10日

 今日、6月10日は時の記念日です。

 神戸の西隣・明石は東経135度の子午線が
通過している街。その子午線上に天文科学館が
あります。

 明石天文科学館がある処は人丸山で、人丸神社
と呼ばれている柿本神社があります。柿本人丸
(柿本人麻呂)を祀っている神社です。

 写真は、国道28号線の中崎公会堂前の交差点
から撮った天文科学館。左の塔は明石人丸教会です。

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この交差点の南に「刻」と碑があります。

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 朝は、枕元の目覚ましで目が覚め、時計を見て、
ほぼ同じような時刻に家を出て、駅では時刻表
通りに到着する電車に乗って職場へ・・・

 「時の刻み」にあわせて、私の生活が進行する
生活を営む毎日です。

 後戻りできない、時の刻み・・・、時の流れに
身を任せるしかないのかもしれません。

 私の大好きなミヒャエル・エンデ
(ネバー・エンディング・ストーリーの原作者)
の作品に「モモ」という話があります。そこに
登場するのが「時間泥棒」です。

 人間にとっての贅沢は、「時」を愉しむこと
なのかもしれません。
posted by student at 23:44| 日記

2008年06月09日

庭の可憐な草花

 隣家との間の、隙間にある小さな我が家の庭。
冬場は、陽がほとんど射し込まないのですが、春から
秋に掛けては、この小さな庭にも陽の光が差し込みます。

 今、可憐な草花が、この小さな庭に咲き誇って
います。数十センチ四方の小さな庭ですが、アングルを
工夫して、近寄ったマクロの撮影をすると、小さな
草花にスポットライトが当たったような輝いた写真が
仕上がります。

 この草は、葉の大きさが数ミリの小さな草ですが、
かなり近づいてマクロ撮影すると、また違った見え方
になります。

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 背景にあるのがクローバーです。ほんとうに小さな
草花です。名前は・・・わかりません。

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 この花も数ミリぐらいの小さな花です。今、狭い
我が家の庭に咲き誇っている花です。

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 お昼前、ほぼ真上からの太陽が隣家との隙間の小さな
庭に射し込む陽の光で、輝く一瞬です。

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posted by student at 05:24| 日記

2008年06月08日

海の家、海峡沿いの風景

今朝の神戸は、どんよりした曇り空でした。庭の草花が
濡れていたので、昨晩は通り雨だったのかもしれません。

 午後からは薄曇、お昼を食べて自転車で海岸沿いを西へ。

 神戸・舞子海岸から明石・大蔵海岸までは、海岸線沿いを
国道2号線と山陽電車、JR神戸線の複々線が並行して
います。国道の浜側にはゆったるとした歩道があって、
ここは自転車も通行できます。右の電車は山陽電車の
アルミカーです。

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 山田川の西には、砂浜とテトラポットが入り混じった
海岸線が続いています。

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明石の街を越えて、明石川を越えて、林崎漁港を越えると
松崎海岸です。梅雨の薄曇の日曜の午後、結構賑やか
でした。

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潮の香りとともにサンオイルの香りが入り混じった
夏の砂浜の香りが漂っていました。そして、海の家の
建設が始まっていました。

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 神戸の西隣・明石市は、その海岸線の多くが砂浜です。
ウミガメが産卵する浜として保護されています。

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 ここで50年ほど前に、象の化石が見つかったそうです。
アカシゾウ発掘の碑が、海岸線沿いの県道554号姫路明石
自転車道線(浜の散歩道)に建っています。

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また、近くに明石原人の発掘地があります。

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 日曜の午後、ウォーキングやサイクリング、釣りを
楽しむ人が、この浜の散歩道を利用しています。 
砂浜が続き、時々漁船が停泊しています。長閑な光景・・・

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 江井ヶ島海岸です。夏には海水浴場として賑わいますが、
今日は静かでした。遠くに淡路の島影が見えます。
自宅から約16キロ、明石海峡大橋は、霞んで見えません
でした。この独特の風景が結構お気に入りです。

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 帰路は、平均時速20キロあまりで走ったのですが、
結構汗が流れてきました。薄曇とはいえ6月の日差し
は結構強かったです。日焼け止めクリームを塗って
いないと、ヒリヒリ状態になってしまっていたと
思います。

 休みなく舞子まで。久し振りに明石海峡大橋の真下
の処に行きました。ここからの「橋と海峡と島影」
のコントラストが私のお気に入り、今まで何度も
写真を撮ったのですが、今日も・・・

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 往復32キロ、帰宅してシャワーを浴びてから30分
ほどは汗が止まりませんでした。6月を実感したような
気がします。
posted by student at 19:10| 日記

2008年06月07日

ビタミン剤

 4月の下旬に風邪をひいて長引いてしまいました。

今になって気付いたことがあるのですが、それは、
ビタミン剤をずっと飲んでいたのを、数ヶ月前から
飲まなくなっていたことです。ビタミン剤に頼って
いたわけではありませんが、栄養バランスを考えて
アレもコレも食べていると結局はカロリーオーバーに
陥るので、補助的にビタミン剤を飲んでいました。
ひょっとしたら、これまでビタミン剤に守られて
いたのかもしれません。

 昨日、勤務校の近くにある薬局に、休憩時間に
なってすぐに、買いに行ってきました。

 ビタミンC。ウイルスや細菌に対する抵抗力を高める
働きがあり、これによって風邪や感染症を予防する
ようです。また、ストレスを和らげたり、コレステロールを
下げたり、鉄の吸収を助ける働きがあり、更には
コラーゲンを生成する働きまであるので、肌の張りを
保ってしみやしわを防ぐ作用があるそうです。

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 ビタミンB。大きくB1,B2,B6そしてB12の4種類に
分類できるようで、今回買ったビタミンBにはB2を
除く3種類が含有されていました。

 ビタミンB1は糖質を分解する酵素の活動を助けて
エネルギーに変える働きがあるそうです。疲れやすく
なったり、集中力がなくなったり、イライラが起こったり
した時にビタミンB1を飲みと効果が顕れるようです。

 ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促する働きが
あるそうで、免疫機能を正常に保つ働きもあるようです。

 ビタミンB12は赤血球を作り出す役割があるそうで、
ビタミンB12が不足すると、だるさやめまい、そして
貧血になるようです。

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これからのシーズンの必需品も一緒に買ってしまいました。

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posted by student at 22:56| 日記

2008年06月06日

6月の神戸

 梅雨に入った週末の神戸の光景です。

 トアロード、元町と三宮の中間附近、大丸神戸店の
東端辺りから南北方向に北へ向かう道路です。

 JR高架の南側は一方通行の狭い道ですが、結構交通量が
あります。その道に横長の横断歩道があります。

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 神戸サテライトの一階、4月に新装オープンした
カルメニの中のカレーとオムライスの店「しゃぼーるーじゅ」
の店頭ディスプレーです。オムライスを食べただけで、
その後は、まだカレーに挑戦していません。

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 今朝は三宮で降りて、一駅分の距離を歩きました。
旧・西国街道沿いに勤務校に向かうのですが、
大安亭市場附近で、木製の道しるべが朽ちて 放られて
いるのを見つけました。ちょっと寂しい光景でした。

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posted by student at 22:22| 日記

2008年06月05日

灘駅

職場の最寄り駅のJR神戸線灘駅、

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 阪神間で最も古い駅舎です。この木と
古いレールの駅舎も、もうすぐ取り
壊されて、新しい駅舎になります。

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ミシミシと音がする枕木の階段です。

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 駅の北口には駅前広場があります。
小さな桜の木の根元にささやかな花壇が
あるのですが、可愛い花が咲き誇って
います。

 近づいて撮ったので、数十センチの花壇も
なんだかお花畑のような写真になりました。

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 駅前の人通りを気にしながら、這い蹲る
ように撮ると、何処までも続く花畑のようです。

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 アングルを変えて、マンションを写し込み
ました。街の中のささやかな花壇・・・

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 職場近くのマンションの入り口附近の
植え込みの紫陽花も綺麗でした。

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アスファルトと鉄筋コンクリートばかりの
街の風景ですが、可憐な花に近づいて
見詰めるように見ていると、結構愉しめます
posted by student at 05:23| 日記

2008年06月02日

奥儀贊歎云(あうぎにさんたんしていはく) 〜 風姿花伝

 5月26日の日記で腕時計のことを書きましたが、
結局、ソーラ電波時計を買いました。

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 白地に黒文字のギリシャ数字が欲しかったのですが、
ソーラ電波時計でそのようなデザインのものは、かなり
高く、結局は金文字のギリシャ数字を選びました。

 我が家の掛け時計は2つが電波時計で置時計も2つが
電波時計です。そして枕元の目覚まし時計も電波時計
なので、ラジオの時報と同時にアラームが鳴ります。

 普段は秒単位の正確さは必要ないのですが、時計の
時刻合わせをしないので、そのような私には電波時計は
重宝します。



   江州には、幽玄の境を取り立てて、物まねを
  次にして、かかりを本とする。和州には、先づ、
  物まねを取り立てて物數を盡して、しかも、幽玄の
  風體ならんとなり。しかれども、眞實の上手は、
  いづれの風體なりとも、漏れたる所あるまじきなり。
  一方の風體ばかりをせん者は、誠、得ぬ人の態なるべし。

     奥儀贊歎云(あうぎにさんたんしていはく)

               世阿弥・風姿花伝より


 ここで江州は近江のことで、和州は大和のことです。

 これを読んで「かたち」と「かた」とのアナロジー
を感じました。「習うより慣れろ」という言葉にも・・・

 なかなか風姿花伝が読み進みません。奥義・秘伝故に
スラスラ読み進むものではないのはわかっていたのですが、
それ以上に能・狂言に慣れ親しんでいないのが大きいと
思います。

 稽古(いにしえに学ぶ)の大切さが風姿花伝から
伝わってくるように感じます。

 学び、学習、勉強ではなくて稽古することが、今の
学校には欠けているのかなあ〜・・・そんなことを
ふと思いました。



 
     
  

 
posted by student at 01:00| 日記

2008年06月01日

明石海峡を吹き抜ける潮風

 今朝の神戸は快晴でした。久し振りに
自転車に乗って明石海峡に面する海岸線沿いに
明石・林崎海岸まで往復してきました。

 舞子の海岸では、釣りを愉しむ方々が
岸壁に等間隔で並んでいました。

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 舞子海岸を経て大蔵海岸、更には
明石の市街地を通って明石川に掛かる
大観橋を渡ると「浜の散歩道」とも呼ばれる
播磨サイクリングロードの始点があります。

 兵庫県道554号姫路明石自転車道線、この道の
正式名称です。明石は、ウミガメが産卵する砂浜が
続いており、その砂浜沿いに自転車・歩行者道
が続いています。

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この道はまた。近畿自然歩道でもあるようです。

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海水浴シーズンの前のこの時期、海草が
たくさん打ち上げられている砂浜を見掛けます。
近寄ると潮の香りがかなり強いです。

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 明石の地名起源のひとつである「赤石」の
ある松江海岸です。明石海峡の海面の向こうに
淡路の島影が見えます。

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 この構図、神戸新聞社が出版している
「地名でたどる小さな歴史」の載っている
写真と同じアングルです。

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 「赤石」とは、松江海岸から約15メートル
の沖に長さ1.2メートル、幅1.5メートル
の赤石があったそうで、薄紫色で3月3日の
干潮の時には石の上が見えたそうです。

 そのことが書かれた看板がありました。

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林崎漁港から東側を見ると、明石海峡大橋の
主塔が小さく見えます。そして右手に淡路の
岩屋辺りの山々も・・・

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 帰路、明石のフェリー乗り場の近くにある
玉子焼き(明石焼き)のきむらやでは、朝から
店外に行列ができていました。カメラを取り
出している間に、食べ終わったグループが
出て、並んでいた数人が店の中に入って
いきました。

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 将軍徳川家茂の命を受けて、明石城主
松平慶憲により築造された明石藩舞子台場跡。
明石海峡大橋のすぐ西にあります。その
すぐ下の浜辺からの明石海峡の眺めです。

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今朝は自転車で往復21キロ、写真を撮ったり
休憩したりで、2時間あまり。帰宅後すぐの
シャワーが心地良かったです。
posted by student at 17:27| 日記